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☆- 大根仁の脳天日記 -☆

(2002/05)


[ 砧。江戸時代は一度迷ったら出られないほど深い森だったらしい。 ]
朝から砧スタジオ。「古舘の買い物ブギ」収録。
自分の担当回。今日撮って土曜日放送。
割と軽めではあるが、業界用語で言うところの「撮って出し」。
水・木・金・そしてオンエアー直前の土曜夕方まで大変。

問題なく収録は終わる。
古舘さん、プロデューサーと、編集の方針などを確認し
夜そのまま編集へ。VTRの直し。
朝方、事務所に行きスタジオ部分のオフライン編集。
AD達の死体が転がる中、シコシコと。

午後、一本打ち合わせをして編集室へ。
徹夜。
2002/05/29(Wed)


[ 目黒区役所 ]
徹夜明けのまま所用で目黒区役所へ。
全部知っているわけではないけれど
23区の中でも有数の建築美。
確か来年には取り壊し。なんとももったいない話。
あんな所に引っ越さなくていいのになあ。

昼から事務所で深夜ドラマの脚本直し打ち合わせ。
まだ内容もキャスティングも書けないが
脚色脚本は旧知の芸人・本間しげる。
原作の魅力を存分に活かしつつ、僕ら好みの
エッセンスも加えてゆく。
楽しみ。楽しみ。

打ち合わせ後、事務所で「古舘の買い物ブギ」構成作り。

夕方定例会議で神谷町テレビ朝日。

事務所に戻ってまた構成直し。

夜、スタッフルームに移動して明日の本番に備えた会議。

夜中編集とMA。トラブル続出。鬱。

朝、フラフラしながら帰宅。

やらねばならぬことがたーくーさーんーあるのに
頭が動かず。

明日の本番に備えて少しだけ寝よう。

情けないが、明かにオーバーワーク。情けない。

2002/05/28(Tue)


[ 「おおねさん!すっごい可愛い巨乳看護婦と合コンしません!?」 ]
と、一緒に仕事をしているリサーチャー(番組に必要な基礎的な情報・
知識・モノの真贋などなど色々な調べモノをする人、情報番組のほとんどはこのリサーチャーさんが見つけてきた小さなネタから始まる)
の女性(24、近々プライベートヘアヌード撮影予定)に誘われる。
「可愛い」「巨乳」「看護婦」
このキーワードの羅列に心ときめかせない男は
乳児が死にかけの老人だけだろう。
「ど、ど、ど、どこで?い、い、い、いつ?」
とまるで「ジェ、ジェ、ジェ、ジェイウェーブ」のように
聞いてしまう。

午後から「THE CUP」収録。
6月30日放送の最終回分までとりあえず撮りおえる。
「今日は絶対話し過ぎないよ!」と勝村君。
サッカー好きばかりが集まるので
いっつも話が止まらず30分番組なのに
1時間以上のトークになってしまう。
もったいないが1/3は捨てざるをえないので
今日は僕もトークのネタを少なめにしておいた。
が、終わってみたら22時終了予定をはるかに超えて
24時。
その後の打ち上げの席でも引き続きサッカートーク。
愛すべきサッカー馬鹿・勝村君、本当にありがとうございました。
また飲みに行きましょう。

打ち上げ終わって新橋の編集室へ。
朝までちょこちょこ直し。
今日は暑そう。

2002/05/27(Mon)


[ 転換ショー ]
カルフォリニアのようなスコーン!と抜けた青空〜
鼠色の雲が覆い被さる曇り空〜
映画のクライマックスシーンのような雷〜
狂ったような夕立〜
で、今は夜明け前、血が通ったようなオレンジ色の満月〜
日曜日の東京は芝居仕立てのような空でした。

そんな中、編集チェック〜打ち合わせ〜編集〜打ち合わせ〜
構成作り〜と、ドラマの無い日。

移動中、麻布十番で、もう「見事!」としか言いようの無い
絵に描いて額に入れて飾ったような
「老紳士と愛人」のカップルを見る。
老紳士は宝田明、愛人はモニカ・ベルッチ。
宝田はマドロス系ファッション:赤と白のボーダーTシャツに
白スラックス、赤スカーフ、サングラス
モニカ:90センチは超えているであろうバストを揺らしながら
これ以上はR指定されるであろう程の胸に切れ込みの入った
黒のニットシャツにパッツンパッツンのスリムジーンズ。
推定サイズ94−61−88。
通り過ぎる男共は全員振り返っていた。
もちろん俺も。
「エロス」を感じさせるカップルはいつでも「ドラマティック」。

つまらぬトラブルが連発。するが、こんなことではヘコまない。
「決して負けない強い力」を「僕はひとつだけ」持っているから。
どーってことねえですよ!

2002/05/26(Sun)


[ うちの近所にある工藤静香の雑貨屋の店名がいつのまにか変わっていた。前の名前は「パープルキャット」。 ]
午後、フミヤ氏と打ち合わせ@乃木坂ソニー。
仕事の打ち合わせはすぐに終わって雑談。楽し。

事務所で酔いどれプロデューサー内山氏と次の
深夜ドラマの脚本&キャスティング打ち合わせ。
冷静な判断と適切なアドバイスを受ける。すべて納得。
これぞプロデューサー。流石。

夜、「古舘の買い物ブギ」打ち合わせ。
作家と構成確認、ロケディレクターとVTRの方向性の確認。順調。

今日は澱み無い仕事の流れ。
よかったよかった。

夜中帰ってきて屋上でビール&タバコ&月。静か。ひたすら静か。



2002/05/25(Sat)


[ グローヴ座閉館。楽屋口の神棚にはシェークスピアが奉られているのか? ]
ディレクター面接の昼下がり。
経理・岩野に散々怒られながらやっと仮払い精算の夕暮れ。
そして久しぶりに山手線に乗り、
グローヴ座。「ストーンズ・イン・ヒズ・ポケッツ」
市村正規さん・勝村政信さんの二人芝居。
二人十五役というかなり変態な芝居。
おもしろおかしくちょいと涙。
個人的にはやや「トゥーマッチ感」のある市村さんの芝居を
勝村さんが逆にやや引き気味の芝居をすることで
上手くバランスをとっていた印象。
終演後、勝村さん、南河内万歳市座・内藤裕敬さんと
グローヴ座近くの居酒屋で飲み。
勝村政信酔うほどに、やはり少年。
はやくドラマで仕事したい。

終電の山手線。
先ほどの舞台さながら様々な人々の様々なドラマ。
酔ったOLの方に絡まれる。坊主頭をなでられ
「頭の形すっごいいいねええ!」
うるせえ。

祐天寺小田レコードにてCD馬鹿買い。
2002/05/24(Fri)


[ 達郎ライヴ・サンプラ最終日はコーラスに竹内まりや飛び入り! ]
コロナビールを店で飲むと飲み口に小さく切ったライムが
付いてくるじゃん。あれ、中に押し込んで入れて飲むじゃん。
で、あれ、どうやって出すの?
ビンって使いまわしじゃん。どーしてんのかなあ?
想像@ウィスキーなどの空き瓶の中に作る船の模型の逆の要領で
   先に小さな刃が付いた細い棒状のものでライムを
   切り裂いて取る。
想像A柑橘系の果物が好きな虫がいて、ビンの中に放つ。
   全部食べ終わったら逆さにして虫を出す。
   1本につき15分くらいかかるので効率が悪い。
想像Bものすごく吸引力の強い人達がビンをくわえて
   この世のものとは思えないような音をたてながら
   吸い込む。一本づつ。
   その職人は全国でも数人しかいなく、しかも世襲制。
   最近は後継者不足に悩まされている。
想像Cあーゆーものを溶かす液体がある。
おそらく答えはCのようなことなんだろうが
AやBのようなロマンのある話だったら「ラ・ボエム」から急にコロナビールが
無くなったのも納得できる。

広尾のロック花屋「温花家」で自宅花購入。
今回はモネの向日葵(ゴッホの向日葵、というのもあるらしい)
アスチルベ(白)、ニゲラ(白)、アルケミラロブスター。

打ち合わせに次ぐ打ち合わせ。
あんまり面白く無い日。

明け方汚れまくった部屋を掃除してみるが
いかんせん物が多過ぎて収拾つかず。
キッチン廻りだけ徹底的にキレイにしてみる。

亡命者家族はビジネスクラスで。

オザケンのアルバム、何度も何度も何度も聴いて、最近やっと
耳に入ってきた。


2002/05/22(Wed)


[ 「私の青空2002」だろう、なんつっても。今期のドラマは。 ]
打ち合わせばかりの日。
伝達下手、プレゼン下手、口下手、相槌下手の自分が
嫌になる日。
真夜中、走ったらちょうど折り返し地点でゲロを吐く日。
吐きながら昔「ゲロゲリゲゲゲ」というバンドがいたことを
思い出す日。
明け方、去年自殺した知り合いが夢に出てきた日。
何?

2002/05/21(Tue)


[ 30歳・童貞の男と出会う。その恋愛観、もはや哲学レベル。 ]
朝、友人の坂口さんからもらった「幕末太陽傅」(川嶋雄三)をビデオで。
この作品、学生時代に授業で観た記憶があったのだが内容はほとんど
忘れていた。この大傑作を93%覚えてないということは
当時の脳内アンテナはこっち方向をまったくキャッチしなかった
ということか?まったくもって情けない。
そうかそうかこれ「居残り佐平次」がベースになってるんだ。
とにかく出る役者出る役者全員が上手い!上手過ぎる!!
セリフ、カメラアングル、セット、音楽、ギャグ・・・
全てが「粋」!
フランキー堺がパンキッシュ!
女郎達がエッチ!
馬鹿キャラが馬鹿!
高杉晋作役の石原裕次郎がまたイカす!
それにしても高杉晋作という男、幕末モノをパロディっぽく
描いた時にはいつもそのキャラクターをデフォルメされる。
舞台「彦馬がゆく」でも漫画「サカモト」でもそうだった。
まあでも面白いもんなあ、高杉。
放蕩息子、天才革命家、病弱、三味線弾き、飲んだくれ
天才詩人、テロリスト、放火魔(イギリス公使館焼き討ち)・・・
辞世の句は「おもしろき ことなき世を おもしろく」
司馬遼太郎をして【幕末以外では生きられなかった】と
言わしめたその人間性。

その高杉と佐平次が絶妙なバランスで絡み合う「幕末太陽傅」。
未見の方は是非。

朝から打ち合わせやらMAやらであっという間に夜。

ロックンロールダイエット1日目秋涼、じゃなくて終了。
「しゅうりょう」って「終了」以外「修了」しか知らなかったけど
こんな「秋涼」なんてステキな言葉があるのね。
なんてロマンチックな・・・・。

明日から「演技者。」新シリーズ。SESSION・002
【TEXAS・テキサス】
作:長塚圭史
です。V6の三宅くん、岡田くんです。
4話連続です。(麻生監督は僕と違ってしっかりなさってるので
 撮るだけ撮って切れないないから1話増やす、なんて事はしません)
なにとぞよろしくお願い申し上げます。

2002/05/20(Mon)


[ ガメラが壊した駅。 ]
今は5月だが最近の空の様子を考えると間違い無くもう
「梅雨入り」しているはずである。
発表しないのはなぜだ?
今年は桜の開花も例年より1ヶ月は早かった(東京は)。
つまり今年の気候は1ヶ月前倒しなのだ。

そんなことはどうでもいいのだが
京都に行ってきた。
朝、起きるとあまりにも素晴らしい天気だったので
「・・・そうだ、京都に行こう」と
長塚京三の似てない声色でつぶやき
そのまま電車に飛び乗り、新幹線でビューっと。

というのは全くつまらない嘘で
打ち合わせで、京都に行ってきた。
33歳にして初京都。
たいていは中学か高校の修学旅行で行くもんらしいが
僕が行っていた中学・高校は少し問題がある学校だったので
どっちも変な所に行かされた。
なので初京都。

劇団MONO土田英生氏と打ち合わせ。@京都駅近くのカフェ。
作品同様とても喋るテンポの速い人で
その喋りを聞いているだけで楽し。
ほぼ同世代なので価値観も近い。
と、勝手に解釈させていただく。
打ち合わせもスムーズに終わる。

それにしても土田氏、間違い無く劇作家・演出家のみで
収まりきる器でも才能でもなく、その人間的魅力、幅広い知識
とバイタリティ、器用さ、なによりも何人たりとも楽しませようと
するそのエンターテイナー性は超ド級の「天才」であると思う。
京都という「場所」にこだわり続ける頑固さも面白い。
「東京という価値観」に客観性を持てるってスゴイことだと。

初京都はわずか2時間で終了。

東京に戻り、(あ、そうだよ、「東京」って東の京都だもんね)
打ち合わせの結果を持って打ち合わせ。

今日からロックンロールダイエット。



2002/05/19(Sun)


[ 本屋。 ]
編集に向かう途中、遅刻は承知の上で本屋に寄る。
五反田「あおい書房」。
あああ・・・俺はなぜ本屋に来るとこんなに落ちつくのか?
そしてこのあおい書房は「さあ!買っておくんなまし!!」という
空気に満ち溢れている。
サブカル本コーナーと漫画コーナーで馬鹿買い。
「誰も知らない名言集」リリー・フランキー
「日本美女選別家協会」リリー・フランキー
「美女と野球」リリー・フランキー
「プチ哲学」佐藤雅彦
「脳内天国」みうらじゅん
「ギリギリデイズ」松尾スズキ
「第三の役立たず」松尾スズキ
「この日本人に学びたい」松尾スズキ
「文体とパスの精度」村上龍・中田英寿
「ロックンロールダイエット」中丸謙一
「ヨーチA」QBB
「サユリ1号」村上ちから
「BECKJ」ハロルド作石

はああ・・・嬉しい・・・

もはや俺にとって本買いは単なるストレス発散なのかもしれない。
2002/05/18(Sat)


[ そして今日は達郎ばかり聴く。 ]
宇多田ヒカルが「Automatic」でブレイクした頃、誰かの評論で
【「七回目の」という日本語の歌詞を「な・なかいめの」という
 フィーリングで歌える歌手は今まで日本人にはいなかった】
というのがあったんだが、そのとき思っていた。
「んん・・いるなあ・・なんだっけ・・?」
昨日ライヴを観て思い出した。達郎だ。
シュガーベイヴの名曲「ダウンタウン」だ。
「七色の〜♪」は「な・ないろの」だ。
確かにスゴいフィーリングだ。

朝から我集院達也氏の撮影。
午後、移動して赤坂Vシアター「スサノオ」ゲネプロを観る。
それにしても赤坂Vシアターの「仮設っぷり」はヤバイんじゃないか?
壁や床の貧乏臭さもさることながら
トイレなんか本当に仮設だ。
プレハブみたい。
客席もデカイ音でグラグラするし。
なんか根本的に「柱」の数が足らないような気がする。

夜フジTVで撮影。
岡本健一氏と食事。とてもここでは書けないオモロ話。
夜中次回「演技者。」の脚本打ち合わせ。
さらに夜中「古舘の買い物ブギ」の構成打ち合わせ。

で、雨。
「ちまたに雨のふるごとく わが心にも雨ぞふる」
って誰のフレーズですか?

「雨」って美しい漢字ですね。

2002/05/17(Fri)


[ それでも「GO AHEAD」のジャケットはちょっと・・・怖い・・・ ]
打ち合わせ2本のみのユルい日。
が、そのうち1本は謝罪を含むちょいとツライ打ち合わせ。
が、相手の方はとてもとても大人で優しい方なので
終始なごやかなムードで終わる。

夕方から堤カントクとデート(笑)。
素晴らしいライヴを観て、美味しい食事をして事務所まで車で送らせて頂いた。
別れ際、無理やりキスをしようとしたら拒否された。
カントクは意外と身持ちが固いぞ。



2002/05/16(Thr)


[ プスンプスン・・・ ]
朝、「古舘の買い物ブギ」収録の為、砧スタジオに向かう途中
車がプスンプスン言い始め、急遽修理工場へ。
自分の担当回ではなかったので収録にはやや遅れて。
しかしこの車、4年前に130万円で買ったんだが
驚くほど故障が少ない。
今回もシリンダーの焼きつきだけだったので
30分ほどで直ってしまった。
このまま何年も何年も乗りつづけたい。

砧スタジオでカトハルとすれ違い。
お互い仕事中だったのでアイコンタクト。

夜中、資料のビデオを数本観ているうちに朝。
芸能ニュースにショー・コスギ。よく喋るオヤジだ。
野村元監督の記者会見。「離婚は絶対ありえない」
この夫婦、壮大なSMプレイだと思えば全て納得できる。

今日は(16日)寒い。
2002/05/15(Wed)


[ 遅刻病再発。 ]
打ち合わせの合間に本屋。
雑誌ばかりを数冊。

夜、秋の深夜番組の打ち合わせを三宿ジョナサンで。
劇作家Kさんと。


2002/05/14(Tue)


[ プラズマTV・・・買おっかな・・・ ]
打ち合わせばかりの日。
夜、全日空ホテルで打ち合わせ。
ここの2Fの喫茶店で打ち合わせをする業界人は多いが
僕はここでの打ち合わせがあまり好きではない。
場所の雰囲気とかいかがわしさとかじゃなくて
廻りにいる人が気になってしまって打ち合わせに集中できないのだ。

だって変な人多いんだもん。
ヤクザ同士の打ち合わせ、不動産やさん同士の打ち合わせ
債権取り立ての人の打ち合わせ、金持ちと愛人の待ち合わせ
インチキ業界人とブスの待ち合わせ・・・
この前なんかどう見てもSMの羞恥プレイとしか
思えないようなイカす変態カップルもいた。
これはこれで面白いんだが・・・・
東京のど真ん中にあるのに吹き溜まりのカンジがある
のは溜池という地名のせい?

今日もけっこう大事な打ち合わせをしてたのに
ラウンジでピアノを弾いている、いなたいお姉さんの
ゴージャスなのに貧乏臭いドレスの、ばっくり開いた背中
にチラリと覗かせていたバラの刺青(タトゥーじゃなくて
「刺青」ってカンジ)が気になって気になって仕方がなかった。
2002/05/13(Mon)


[ 巨乳はもういいよぉ・・・・ ]
コンビニの雑誌コーナーで今週のヤングジャンプの表紙を見て脱力。
もうやめてくれ・・・。
2002/05/12(Sun)


[ 無駄な徹夜? ]
朝から編集。
仕事ではなくMDの編集。
ベスト・オブ・岡村ちゃんMD作り。
我ながら素晴らしい選曲。

午後から打ち合わせ。
で、仕事の編集。
で、打ち合わせ。
で、また打ち合わせ。
で、構成作り。
で、朝。
素晴らしい朝日を浴びながら路上駐車していた
車まで歩いていくと、フロントガラスに鳥の糞がいっぱい。
・・・・・・。

岡村ちゃんの「パラシュート★ガール」を大音量で聴きながら帰路。
この曲、24歳くらいのチャラがゲスト参加しているんだが
この頃のチャラの声のH度数はピカイチ。
声を聴いているだけでおかしな気分になってしまう。


2002/05/11(Sat)


[ 今日は絶食。 ]
昨日に引き続き「古舘の買い物ブギ」の構成作り。
今日は大根班スタッフと。
能率手帳には「会議は2時間まで!」とあるが
この業界で、そんなに短い時間で終わる会議はほとんど無い。

午前2時、5時間の会議が終わり
TVで「ポルターガイスト」を観ながら
会議の内容をまとめてみる。
で、今5時。TVはボディブレードの通販CMになっている。
となりではADの松井が半分寝ながら
僕が汚い手書きでまとめた構成をパソコンで打ちなおしている。
向こうのデスクでは整形ディレクター柴田が居眠りをしている。

窓の外が白んでくる。
松井、吉牛でも行く?
なんかつかれちった。
2002/05/10(Fri)


[ カルアミルク ]
1日中、次回「古舘の買い物ブギ」(すげえタイトル)担当回の
資料読みこみと構成作り。
お茶の間向け情報番組。これをサクッとこなせる技術を
身につけたい。
朝方終了。次のドラマの脚本直し。

CD岡村靖幸トリビュート「どんなものでも君にかないやしない」
くるり、クラムボン、朝日美穂、ニーネらが
「どぉなっちゃってんだよ」「ターザンボーイ」「友人のふり」
「ラブタンバリン」「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔だろう」
「カルアミルク」「だいすき」などの名曲をカヴァーしているのだが・・・
どれもこれも岡村ちゃんへの愛情たっぷりなのだが・・・
でもやっぱり・・・【どんなものでも君にかないやしない】!!

2002/05/09(Thr)


[ みなさん、すいません。 ]
ちょっと色々あったので
各仕事のスタッフの皆様には申し訳無いと思いつつ
一方的に「今日は休み!」とさせていただいた。
1月1日以来の完全なる休日なので許していただきたい。

僕が住む街、祐天寺は都心の割には
ゆっくりとした時間が流れているような気がする。
大きな通りや高速道路もなく電車も各駅停車しか止まらない。
商店街もいくつかあるのだが
やる気がないのか焦りがないのかあまりにぎわっていない。
かといって錆びれているわけではなく
それなりの商店街らしい雰囲気はあるのだ。
おそらく大型のスーパーが駅前にしかなく
そこもあまりガツガツとした売り方をしてないので
地元個人商店との関係がうまくいっているのかな?
代官山〜中目黒とトレンド(死語)が流れているらしいが
その次の駅の祐天寺には絶対に流れてこないと思う。
その次の学芸大にはトレンド(死語)を呼び寄せようとする
街のオーラをビシビシ感じるんだが
(カフェの乱立、古着屋やコ洒落た飲食店、家具屋が次々と・・・)
祐天寺はぼぉーーーっとしている。

そんな祐天寺で1日過ごした。
朝、祐天寺まで歩いて散歩。
そのまま目黒税務署に2ヶ月遅れで確定申告。
駅前「イチローラーメン」で昼食。
掃除、洗濯してスポーツジム。
屋上で読書。と、昼寝。
聴いていなかったCDを聴きながらコーヒーと
駅前「蜂の家」のドラ焼き。

夕方駅前本屋で
「女子の生きざま」リリー・フランキー
「少年トレチア」津原泰水
「爆心地の芸術」椹木野衣
「空のオルゴール」中島らも
「悪魔のパス天使のゴール」村上龍
購入。

一冊づつ齧り読み。幸せ。

と、電話。トラブル発生。
今から打ち合わせ。
「完全なる休日」はお預け。

2002/05/08(Wed)


[ やっちった・・・ ]
自分の読みの甘さによる大失敗。
スタッフと対応策を練る。
途中くだらない電話が何度も入りイライラする。
はぁ・・・。
2002/05/07(Tue)


[ 「黒いハンカチーフ」終了。 ]
夕方から「黒いハンカチーフ」最終回MA。
放送分の作業は全て終了。
「室温」に引き続き、低予算、超過密スケジュールの中での
制作ではあったが自分なりに得たモノは今回も多かった。
ああ、楽しかった。

次回作品は、阿佐ヶ谷ジーザス「TEXS」です。
堤監督作品でお馴染みの、麻生学監督による演出です。

よろしくお願いします。

夜中走る。今日はショートコース。
警官に尋問される。うるせえ。

2002/05/06(Mon)


[ ゆるゆる帝国 ]
打ち合わせのあと一回家に帰って洗濯して屋上ビール。
洗濯物と一緒に日を浴びる。気持ち良い。

夜、シティボーイズライヴ@天王洲アートスフィア。
ゆるくてゆるくて面白い。

終演後、楽屋にうかがって大竹さんと、犬山さんに挨拶。
ピエール瀧がいてドキドキ。

夜中、走る。今日はロングコース。

2002/05/05(Sun)


[ 3日ぶりの帰宅。編集室のソファーは寝にくい。 ]
2日、久しぶりに「ツナギ服」を買う。
   早速着て編集スタジオへ。
   昨日収録した「古舘の買い物ブギ!」(すげえタイトル)編集。
   土曜日放送。急げ急げ。「カレースペシャル」
   徹夜で作業するもまったく出来あがらず。
3日、引き続き編集。の、合間にフジTVで本番。
   お台場はすごい人出。
   夕方戻って編集。終わらずにテロップ入れ前のものに
   音付け作業MA開始。
   やばいやばい。
4日、今夜放送なのに作業は続く。
   夕方、納品時間ギリギリで出来あがり。
   今夜8時「古舘の買い物ブギ!カレースペシャル」
   よろしくお願いします。
   帰宅途中代官山の花や「マチルダ」で花購入。
   アルケミラモリス、キボウシ、セルリア
   そしてヒマワリ(フロリスタン)。
   家で生ける。色のバランスが最高。
  
   ツナギ服がタバコ臭い。

   屋上でビールを1本だけ。ただただひたすらに気持ち良い。

   これから「黒いハンカチーフ」最終回の編集。

   幸せ。
2002/05/04(Sat)


[ GWGWGWGW・・・ ]
黄金週間。
本番やら編集やらMAやら打ち合わせやら。
銀座やら品川やら広尾やら砧やらお台場やら養老渓谷やら。

「ちひろ」安田弘之。
風俗嬢の物語。視線がオンナ。素晴らしい。
2002/05/01(Wed)