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☆- 大根仁の脳天日記 -☆

(2002/07)


[ 何時の間にか冷蔵庫が直っていた。あ、口内炎も何時の間にか。 ]
今までDVDはPS2で観ていたのだが、何故か突然壊れてしまったのと
使うたびにコントローラーを繋ぐのが面倒くさくなってきたので
思いきって近所の内外無線でDVDプレーヤーを買う。先週の話。
ソニーのちっけえヤツ。かっけえヤツ。縦にも置けるけど置かない。
CDも聴ける。コンポより音良いでやんの。

午後から数本打ち合わせして夜から事務所でオフライン。
人少なくて気持ち良い。予定の半分の時間で終わり。

家に戻ってNHKでマンガ夜話の再放送2連チャン。
1本目、手塚治虫「ブラックジャック」がテーマ。
この番組大好き。いしかわじゅんも大月隆寛も岡田斗司夫も
夏目房之助もマンガに対する愛情で満ち溢れている。
最近はゲストの選択も確実。昔はトンチンカンなゲストも多かった。
この回のゲストの江口寿史も無口ながらグッド。
女性アシスタントだけは何回替わろうとダメ。
あと視聴者のファックスとかメール紹介もいらねえ。
レギュラー&ゲストの話だけで充分。いっつも時間足らねえし。
この回もビデオに録ってあんのにまた観ちゃった。

手塚治虫が大友克洋に初めて会ったとき
「僕は君の絵は描けるんだよ」って言ったって話。
何回聞いても良い話。

夜中、このまんまだと6話くらいになっちゃう「アメリカ」
(予定は4話)のカット候補を台本を読みながら考えてみる。

掲示板の方へ。
「錦鯉」最終話、ラストシーンの曲は
真心ブラザーズ「流れ星」です。吉田拓郎のカバーです。
カバーとはいえ、原曲に限りなく近い、ほとんどコピーです。
良い曲です。アレンジはあの星勝。
やっぱくさかったかなあ?
うんにゃ、良いんじゃねえの?




2002/07/31(Wed)


[ THEピーズ復活と、いましろたかし復刻本&新刊発売、このふたつの奇蹟が重なったのは偶然ではなく必然。誰が求めた必然? ]
夏風邪&口内炎、未だ治らず。
午前中ロケハン。
午後の打ち合わせまで中途ハンパに時間が空いたので
渋谷タワーレコードへ。
「RELAXIN’WITH LOVERS VOL.1」
「RELAXIN’WITH LOVERS VOL.2」
ラバーズロックのコンピ盤。
「FREE SOUL the classic of AVERAGE WHITE BAND」
フリーソウルのコンピ盤。
「routine」
よくわからんが気持ち良さそうなコンピ盤。
「ピンポン」サントラ盤。
そして今や絶滅寸前の日本Oiパンクシーンの牽引車バンド「SA」
(エスエーと読む)の
「GREAT OPERATION」
「YOUTH ON YOUR HEAT」
「YOU MUST STAND UP MY COMRADES」
同じく絶滅寸前、ビートパンクシーンのカリスマKENZIの
「KENZI TWIN VERY BEST COLLECTION」
ミッシェル・ンデゲオチェロ
「クッキー・ジ・アンスロポチカル・ミックステープ」
と、「MUSIC」マドンナ。
我ながら雑聴耳。いや、雑聴頭。

本屋に寄り
「孤独」北野武
「君が代は千代に八千代に」高橋源一郎
「ダイホンヤ」とりみき
「トキオ」東野圭吾

広尾のロック花屋「温花家」に寄りバカ話。

今、ちょっと気の効いた本屋に行くとコミックコーナーに、
ある漫画家の2冊の分厚い単行本が並んでいる。
「初期のいましろたかし」
「釣れんボーイ」
タイトル通り、その漫画家の名は「いましろたかし」
知らない人はまったく知らないが
知ってる人はおそらく誰もが「知ってる」だけでは済まされない
深い愛情と尊敬と親近感と虚無感を持たざるをえない
スゴイ漫画家だ。
「初期のいましろたかし」は表題通り初期作品を集めた復刻本だ。
どれだけスゴイ人かというと、その復刻に祝辞を寄せているのは
新井英樹(宮本から君へ、で有名な漫画家。ヒット作「ザ・ワールド
・イズ・マイン」は、いましろたかしの大傑作「デメキング」の
完全なパクリ。パクリというか未完の「デメキング」を新井英樹が
引き継いだと、僕は解釈している)、糸井重里、浦沢直樹、江口寿史
唐沢なをき、狩撫麻礼、呉智英、西原理恵子、スチャダラパー
土田世紀、松尾スズキ、松本大洋の面々。
音楽界にミュージシャンから尊敬されつづける、いわゆる
「ミュージシャンズ・ミュージシャン」と呼ばれる人がいるが
いましろたかしは、漫画界のそれのあたる。

「初期の〜」は1986年〜「ハーツ&マインズ」1989年〜
「ザ★ライトスタッフ」という2作品中心に収録されている。
どっちもビジネスジャンプに連載されていた。
いずれの単行本もまったく売れなかったが、当時僕はこの大傑作が
評価されないのが同時期にデビューしたエレファントカシマシが
まったく売れないのと同じくらい理解できなかった。
「俺がおかしいのか?世の中がおかしいのか?」
復刻本に祝辞を寄せている面々のラインナップがその答えのようだ。
珍しく自信を持って言える「俺はおかしくない!」と。

収録されているいずれの作品も名作だが
特に1987年の「中野の友人」という作品はとんでもなく凄い。
当時専門学校からの帰りの総武線の車内でこの作品を読み
なぜだか涙が出て涙が出て困ったのを覚えている。
彼女もいなく、バイトに明け暮れ、学歴もコネもなく、メシも食えず
ゴキブリやネズミがうろつき回る部屋に住んでいた僕は
間違い無く、いましろ漫画の世界の住人だった。

今はゴキブリもネズミも出ないコギレイなマンションに住んでいるが
新作「釣れんボーイ」によれば、いましろたかしはウチの近所に
住んでいるらしい。
それだけで今でも僕は、いましろ漫画の世界の住人だと言わせてもらう。





2002/07/30(Tue)


[ 夏のある日の引きこもり。 ]
夏風邪再びピーク。打ち合わせひとつごめんなさいして
今日は家で引きこもり。
買ったまんま聴いてなかったCDや本。
リップスライム「TOKYO CLASSIC」
気持ち良いわあ「楽園ベイベー」。
何故か今更「1973年のピンボール」村上春樹
日本の宝、春樹と龍のW村上。

風邪に加え、強力な口内炎。野菜食ってなかったからなあ。いてえ。
口動かすたんびいてえ。チョコラ飲んでもパッチ貼っても
なおんねえ。いてえ。

なんか嫌な予感がする。なんか。

2002/07/29(Mon)


[ あ、そうなの。 ]
じゃあ書いてもいいか。
次回「演技者。」作品はTHE SHANPOO HATの「アメリカ」。
出演はTOKIO国分太一、生田斗真、風間俊介、前田愛、三浦理恵子
   大倉孝ニ、赤堀雅秋、福田暢秀、池谷のぶえ・・・・です。
これ、ちょっと良いキャストじゃないすか?どうすか?

オリジナルの作・演出だったシャンプーハットの赤堀さんに
ドラマ用に大胆に脚本脚色していただいた上に出演までして頂いた。

土日と撮影だったのだが、それはそれは楽しい撮影だった。

「アメリカ」。ちょっと観て欲しい。つーか観れ!


2002/07/28(Sun)


[ 。。 ]
朝から次回「演技者」作品の稽古。
演目もメインキャストも書けないのだが
かなり楽しい。いや、すっげえ楽しい。

明日から本番。
2002/07/27(Sat)


[ 久しぶりに「AYA大納言小豆」を見つけた。味が変わってた。残念。 ]
次回「演技者。」作品の稽古2日目。
今まで経験したことのない空気感の中、稽古は進む。

夏風邪、ピークをむかえる。
喉の痛み、鼻水、頭痛。
が、稽古が面白いのでまったく大丈夫!
が、終わったあとにドッと症状が噴き出す。
が、考えなきゃならんことがたくさんあってそんなこと言ってられん。
が、が、が、が、「ガガガガガ」って曲、あったなRCの。
「RADIOガガ」って曲もあったなクイーンの。

夜、広尾ABCで素晴らしいフェロモン母娘を目撃。

部屋の隅に、かれこれ二週間はそのままになっている
TSUTAYAの青い袋。見て見ぬフリ。早く観ろよ俺!

毒メール。
夜受信した20件のうち半分が毒メール。
とんでもないことになってきた。
2002/07/25(Thr)


[ まい泉のトンカツは柔らか過ぎて気持ち悪い。 ]
おとといあたりから、あからさまなウィルスメールが次々と届く。
削除しては捨て、削除しては捨て。もうやめてくれ。

夏風邪。喉いたーい、鼻水ジュルジュルー、熱っぽーい。
が、今日は「買い物ブギ」本番だったので、そんな泣き言も
言っていられず。朝からピリピリ緊張。
夜、本番無事終了。

JRAのCMの小島聖はいいなあ。

家の冷蔵庫が壊れた。
電気屋に見てもらったら
「こりゃ直すより買ったほうが安いですよ」とお約束の言葉。
4年間オツカレサマでした。

俺も深津ちゃんに「ちゃんつか」って言われたい。

それにしても外人力士は何故みんな日本語が上手いんだろうか?
朝青龍(だっけか?)って22歳だから日本に来て
5〜6年でしょ。アグネス・チャンより日本語上手いぞ。

夜、案の定、熱。
2002/07/24(Wed)


[ 今日は電車。 ]
朝から東京駅、新橋、中目黒とチョコチョコ移動。
時間が読めないので電車移動。

夕方から「錦鯉」最終回のMA。
ラストシーンに付けた曲をどうするか迷うが
音効・稲村氏の「俺は、やられた!って思ったよ」の一言で決着。
俺の中ではギリギリなのだが、臭い!と言うひともいるだろう。
あ、でも放送来週か。じゃあ、もうちょっと悩めるのね。
モラトリアム、モラトリアム。

夜中、「買い物ブギ」構成作り&打ち合わせ。

明日は「演技者。」次回作の稽古。楽しみ。
2002/07/22(Mon)


[ 今でもアルタ前でトルエン売ってたりするのだろうか? ]
昼、1本打ち合わせをして新宿へ。
ナイロン100℃「フローズン・ビーチ」観劇。
やや早めに着いてしまったので辺りをフラフラ。
紀伊国屋ホールへはどうしても地下階からエレベーターに
乗っていきたいので地下に降りたらナイロン大倉さんと会う。

「フローズン・ビーチ」
初演の時にも感じたあの「ヒンヤリ」。
一つの劇団をこれだけの年月観続けているのは
ナイロンしかないのだが、明らかにKERAさんと劇団の
ターニングポイントになった作品だと思う。
「一場」の構成、役者の出入り、セリフの間・緊張感、目線の送り
音楽と芝居の関係・・・・・・はもう凄い!
再演とはいえ「三場」がガラリと変わっていて嬉しかった。

終演後、KERAさんと少しお話。

その後、峯村さんと食事。のつもりが徐々に飲み。
ナイロン大倉さんと、近藤芳正さんが加わってさらに飲み。
近藤さんとは初対面。
オリジナル「室温」で警官役だった近藤さん、ドラマ「室温」も
観てくださっていたらしく、「凄く良かったです」とのこと。
恐縮するも嬉し。しばしその話で盛り上がる。
大倉さん、本当にカッコ良くなった。
3年前「怖い日曜日」に出てもらったこと、しっかり覚えてた。

以下、記憶断片的。
近藤さんと何かの言い争いをしたような気がする。
でも最後には笑顔で手を振っていたような気もする。

リエさん、酔っ払ってパンフレットの自分の写真を見せながら
「ほら!これかっわいい!!少女のようでしょ!この拗ねた表情!
 すてきぃ、ほら!ほら!可愛いでしょ?大根さん!!」
「デカイ貞子みたいですよ」

2002/07/21(Sun)


[ 野澤くん、誕生日おめでとう。「21までに死んでやる」が口癖だった君ももう34・・・・。 ]
朝から屋上ビールで読書。暑くなる前に引き上げたつもりが
上半身は真っ赤に日焼け。

ちょっと観返したいシーンとカット割りがあって
約二年ぶりに「トリック」6、7話を観る。
すっかり忘れていたのだが、7話冒頭の黒坂美幸(佐伯嬢、今や奥様
あ、文字通り「奥」様だ)が撒き散らかした血しぶきがついた
壁を山田&上田コンビが雑巾で拭いているシーンが
我ながら面白くて笑ってしまった。
確か現場での思いつきだった。
あれ「エンゼルハート」のパクリなんだけど
全然そうなってなくて可笑しい。
誰も気付かない、誰も笑わない、誰も指摘しないけど
「自分だけの名シーン」がたまにある。

午後から打ち合わせ二本。
夕方遅刻して品川イマジカ「錦鯉」最終話の編集。
以前から上手く当てはまるシーンがあったら使いたいと
思っていた曲があって今回ハマりそうだったのでやってみた。
ウェット過ぎる気もするが・・・・。

最近部屋に謎の悪臭がたちこめていて
その原因が不明だったのだが、今日判明した。
冷蔵庫の奥にあった1ヶ月前に作ったまま放置してあった
ヒジキサラダだった。


2002/07/20(Sat)


[ そろそろ尾崎豊の息子が・・・ ]
長い打ち合わせばかりの日。
打ち合わせだけで7時間。
合間に「買い物ブギ」の構成直しなどしつつ
次回「演技者。」の脚本を読み込みつつ。
さらに合間に本屋で漫画バカ買い。

朝、スポーツジムで「ボクササイズ」というのをやったら
午後、早速筋肉痛になった。

夜、古舘さんと打ち合わせ。
よく「頭の中を覗いて見たい」なんてことを言うが
この人の頭の中はちょっと覗いてみたいなあ。

移動中、KENZI「BRAVOジョニーは今夜もハッピーエンド」
ばかり聴く。これぞジャパニーズロックの隠れた名盤。

夜中、「タモリ倶楽部」が休みだったので走る。
今日は世田谷公園ショートコース。

そういえば、どうでもよいことだが
昼間1年ぶりに食べたモスバーガーの「モスバーガー」の
味が変わっていた。



2002/07/19(Fri)


[ そして何事も無かったかのように、今日は絶好調で走る俺の車。 ]
いくつかの仕事をして夕方プール。
某有名ロックアーティストが泳いでいたが、あまりにもその方の
イメージから程遠い水着を着用なさっていたので
実名は控えさせていただく。ありゃねえよ。

夜、パルコ劇場で「吐かな」いや、「儚」。観劇。
客席に二瓶鮫一さん発見。
パルコ劇場に来ると二瓶さんに会うな。
幕間にちょっとお話。二瓶さん、いつもながらの
腰の低さと礼儀正しさ。
孫ほどの年のワタシにも敬語を使われる。

場面転換に一切暗転を使わないのがカッコ良かった「儚」。

夜中事務所。
いつのまにかデスクが社内引越。
たしか4年前と同じ場所。

さらに夜中、「買い物ブギ!」打ち合わせ。
2002/07/18(Thr)


[ 魚>肉 ]
打ち合わせやら何やらの日。
夜、食事をしていた店の前に路上駐車していた車が
何故だか急に動かなくなってしまった。
いや、理由はわかっているのだ。夏場のこの時期、
エアコンを頻繁に使うようになるとこの英国車(中古140万)は
必ず一度はこうやって拗ねるのだ。
大抵はバッテリーを繋いでしばらく充電(?)していれば
直るのだが、今回はもう少し症状が重いようだった。
友人の軽自動車のバッテリーに繋いでも,エンジンはかからず。
さらに別の友人のパジェロの容量のデカいバッテリーに
繋いでもかからず。途方に暮れているとそこに偶然JAFが通りかかり
見事一発の作業で直してくれた。

まあ、その話は大したことではないのだが
笑ったというか、凄かったというか、困ったというか、おかしな気分
になったというか、とにかく大変だったのが
友人の軽自動車や別の友人のパジェロがやって来るの待ち、JAFが通りかかるまでのことだ。
場所は恵比寿の裏通りだったのだが車が停めてあった場所の
道路を挟んだ向かいに小ぶりのマンションが建っていて
そこの4階の灯りの点いた部屋からもの凄く大きな「あえぎ声」が
ずーーーーーーっと聞こえてきていたのだ。1時間くらい。
窓が全開にしてあったのでそりゃもうすごかった。
初めはAVでも観てるヤツがいてその音がもれてきてんのかな?
ってカンジだったんだけど、違うのよ。
しかもどうやらアブノーマルなプレイをなさっていたらしく
あえぎ声に混じって発せられる言葉の猥褻さといったら
ちょっとここで文字にするにははばかられる「×××っ!!」
「○○○●ァーーー!」「△△△△△!!」といったようなもので
もうおかしくておかしくて。
バスも通るくらいの道なので普通に歩いてたら
聞こえてこないのかなあ?いや、そんなことねえなあ。あの声は。

友人の車が来るまでやることないから
どうしても聞いちゃうじゃん。その部屋の方、見ちゃうじゃん。
声だけはずーっと続いてて姿は見えなかったんだけど
20分くらいして一旦声が収まったの。
そしたらなんと裸の男女が・・・・・!!えええ!?そんなとこでえ!?
これ以上は書けない。とても書けない。

JAFに払った5000円がとても安く感じた。
神様、ありがとう!
2002/07/17(Wed)


[ 赤坂。 ]
打ち合わせの連続の日。
夜11時頃、赤坂で終了。一ツ木通りの本屋に寄ったら
10歳くらいの女のコが一人で店頭で自分のスケボーに腰掛けながら
漫画雑誌を座り読みしていた。とてつもなく可愛いコだった。
一瞬、目が合ったのだが、印象的な表情をしていた。
夜の繁華街のど真ん中の本屋でスケボーに座りながら漫画を読む
そのコの境遇を勘繰るわけではないが
おそらく「カタギ」な人生を送ることはないであろう。
でもさ、それがなんなのよ?あの澄んだ目で充分じゃねえの?
キレイな事と汚い事と、あとどっちでもないこととさ、
そしてどうしようもな事をさ
いっぱい見てくれよ。

久しぶりにセックスピストルズを聴く。

「湯けむりスナイパーI」松森正・ひじかた憂峰
「お家に帰るまでが遠足です」山本直樹
「叛乱者グラフィティ」宮崎学
「片目を失って見えてきたもの」ピーコ
「私は指をつめた女」安西知津江
購入。

「湯けむりスナイパー」。今回の名セリフは・・・
「誰もが他人に説明不能な【不幸】と【エロス】を抱えて生きている」

レッド・ホット・チリペッパーズのニューアルバム。
良い!!良い!!!泣ける!!!!!




2002/07/16(Tue)


[ 山羊座のO型 ]
あることの責任を取るつもりで始めた仕事があって
自分の中で「最低、これぐらいはやらなきゃ
責任もクソもねえなあ」と思っていた「これぐらい」のことが
その仕事の中でようやく達成できた。
長くかかってしまったが。まあ良かった。

午後、打ち合わせで青山へ。
いつ実るかわからない仕事の打ち合わせ。
楽しい。。

次回「演技者。」作品の脚本の読み込み。

夕方、広尾のロック花屋「温花家」に所用で寄る。
ロック社長・薩本と、バカ店長・角田とくだらぬ話。
来月の「花時間」「散歩の達人」に店の紹介が掲載されるらしい。
やるじゃん。

夜、急なロケハン。

先週末の日経新聞に何故だか今ごろ「室温」の論評。
自分の中で、かなり上手く作れたと自負していた部分のことが
誉められていたので、文を書かれた東直子さんという歌人の方の
ファンになることにする。詩も読んだこともないのに。
山羊座のO型は「他人に誉められる為に生きている」くらいの
誉められ好きらしいが、おまけにサル年生まれの僕は
あれだけ誉められれば木にも昇ってしまう。

夕飯は丸正で買ったカツオの刺身を
オリジナルのタレに漬けて冷やしたものと
おととい作っておいたポテトサラダ。
男はポテトサラダが大好き。
2002/07/15(Mon)


[ スイカバー ]
打ち合わせ1本だけのユルい日曜日。
掃除・洗濯などをしつつ夕方、駒沢公園のプールへ。
外のプールはやはり気持ち良い。
プラプラと歩きながらアイス「スイカバー」。夏の定番。
プラプラと歩いて駒沢「バワリーキッチン」でビールと鮭トロ。

夜、屋上でビールとカツオ。
日曜日の屋上は暗くてちと怖い。

部屋の戻ると、ちょうどTVで「SW・帝国の逆襲」。
「エピソード2」との類似点多く、再発見多数。
R2−D2は過去にヨーダと何度も会ってたのね。
C3−POとベイダーが接触しないのは、そういうこと?

「チューバッカ、お前は姫を守るんだ!」
レイアが心優しい荒くれ者に惹かれるのは
母・アミダラ譲りっちゅーことか。

夜中から少し仕事。
未明、寝る。
2002/07/14(Sun)


[ FUJIロック不参加決定。残念。 ]
「買い物ブギ!」編集とMAの合間に打ち合わせやらなにやら。
徹夜で広尾の地下スタジオ。

朝6時半に終了。
そのままテレ朝・蓮実Pと銀座日劇に「スターウォーズ・エピソード2」。
7時からの初回、席は超満員。
やはり「スターウォーズ」は日劇。
小2の時初めて観た「スターウォーズ」も日劇だった。
なんだかんだで大好き「スターウォーズ」。

「エピソード2」、徹夜明けの頭も吹っ飛ぶ面白さ。
なんかね、普通の映画観る感覚とちょっと違うよな。
展開もムチャクチャだし、辻褄合ってないとこあるんだけど
そういうのあんまりどうでもいい。
遊園地とかテーマパークに遊びに行くようなモンなのかな?
話題の「ヨーダ」の動きは・・・・・。

そのまま区役所で私用を済まし昼過ぎから打ち合わせ二本。

で、今夕方5時。

さすがに頭がジュワジュワしてきたので家帰って寝よう。

2002/07/13(Sat)


[ 土竜。 ]
1日中、地下スタジオで編集。
あまりはかどらず。
途中、編集卓が故障し、さらにはかどらず。
なんとか徹夜で完パケ。

そのまま打ち合わせ。
陽射しの強さにクラクラする。

昨年の今ごろは連日茨城の海で朝から朝まで撮影だった。
もう1年。早いなあ。
2002/07/11(Thr)


[ ガガガガガ ]
朝、砧スタジオ(通称・TMC)。
「古舘の買い物ブギ」の収録。
担当回ではないので、途中で編集に向かう。
台風が近づく中、移動。

それにしても「テンコテンジェイピー♪」でお馴染みの
マンスリーマンション「月極倶楽部」のCMに出てくる女のコたちは
なぜあんなに絶妙な「これ、社長が気に入っているお店のコなんじゃ
ねえの?」感なのだろうか?

編集しながら各地の台風情報。
スタジオにやってくるタイムキーパーさん、AD、出前のお兄さん
が順を追うごとにそのびしょ濡れ度が高くなっていくのが
台風の接近をリアルにさせる。

夜中、次回「演技者。」の脚本の読み込みと数本のビデオチェック。

「アンダーワールド」ドン・デリーロ。を、読み始める。
これは・・・・凄い。
2002/07/10(Wed)


[ 朝の渋谷は好き。人の少ない繁華街は好き。 ]
朝イチで映画「青い春」。
地に足の着いた、浮ついていない、素晴らしい演出。
KEEくんが良い味。
観たあと電話でKEEくんと話す。
もっと書きたいことはあるのだが・・・。

打ち合わせばっかの日。
夜、頭が痛くなる。

夜中「濱マイク」二話をビデオで。
達也よりもUAよりも、ビックリした憂歌団・木村。
あんなもん、演技とか芝居とかじゃねえって。
ああ、本当に驚いた。ビデオで木村のシーンだけ
巻き戻して何回も観る。人間ってすげえなあ。

買った本を齧り読み。
「バングラデシュ日本」天久聖一。
完璧。ある意味。

2002/07/09(Tue)


[ 「ジャングルくろべえ」はF?A? ]
「ぴあ」の映画コーナーの、タイトルや監督名の50音で作品が
検索できるページがいつのまにかなくなっている。
あれ、そんなに必要とされてなかったページだったの?
俺だけ?重宝してたの。
なんでなくなっちゃったのかなあ?便利だったのになあ・・・。

徹夜明けで帰宅。暑い、今日は朝から暑いぞ。
地下の編集スタジオから表に出た瞬間、クラッときた。

昼過ぎから打ち合わせと取材。
暑い、暑いぞ。今日は暑いぞ。
夕方から「買い物ブギ」スタッフルームで仕事。
暑い、部屋の中にいても暑いぞ。

今から「錦鯉」第3話MA。
夜も暑いのかなあ?

雑誌「リラックス」ドラえもん特集。
ジャイアンポスター付き。ナイスセンス!!

夜、品川イマジカで「錦鯉」第3話MA。
面白い、面白い。

深夜、音の仕込みなおしで時間が空いてしまったので
六本木(業界用語でギロッポン、嘘)青山ブックセンターへ。
ストレス解消の本馬鹿買い。
「赤報隊の正体」一橋文哉
「爆発道祖神」町田康
「アンダーワールド」(上・下)ドン・デリーロ
「バングラデシュ日本」天久聖一
「黒船」黒田硫黄
「ヒミズC」古谷実
「現代思想の遭難者たち」いしいひさいち
「TOKYO STYLE」都築響一
「DRIVE」篠山紀信
「TUGBOAT」
思わずカードで二回払いにしてしまったほどの金額。

車まで歩きながら六本木再開発地区の工事現場をしばし見学。
東京はどうなっていくんだ?

朝5時、MA終了。
「買い物ブギ」スタッフルームに寄り、少し仕事。

JーWAVE、ジョン・カビラのハイテンションな声を聞きながら
帰宅。今日も暑いぞ。
2002/07/08(Mon)


[ 偉そうに振舞うほどに自己嫌悪。 ]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・自己嫌悪の日。
2002/07/07(Sun)


[ 平坦な戦場。 ]
打ち合わせと編集と打ち合わせ。

編集から打ち合わせへの移動中、おそらく年に数度の夕焼け空に
ココロ揺さぶられ、一度家に戻り奥嬢に、じゃない屋上に昇り
(つーか誰だよ!?奥嬢って?)夕焼けを鑑賞。ビールを我慢。

夜、打ち合わせを終え、二年前に一度行った店で食事。
その店の女主人(80歳くらいのコギレイなおばあさん)
「あら!ひさしぶり!前に一度来たわよね、そこの席に
 お座りになって」
すげえ記憶力。そればかりでなく
「今日も食べます?チキンカレー」
驚きや感心を超え、鳥肌の立つ思い。

来年撮影されるらしい、ある映画の脚本を読み、落涙。やらねば。

夜中、久しぶりに走る。駒沢公園コース。
夜中3時にも関わらず街灯の下、サッカーを楽しむ若者たち。
高校生のクラスの飲み会の流れっぽいカンジのグループ。
数組のカップル、悪そうな中学生たち、黙々とスケボー少年たち
夏だねえ。
2002/07/06(Sat)


[ ガラモンと、牡丹の刺青。 ]
昼から品川イマジカで「錦鯉」AVID編集。
駐車場で堤カントクに会う。
その後トイレでも会う。
それにしてもトイレで知り合いと会う、あの気まずさは
なんなんだ?

夕方フジTVでちょっとした撮影。

戻ってイマジカ。編集の続き。
「錦鯉」3話。俺は面白いぞ。


2002/07/04(Thr)


[ 映画の日。 ]
映画の日なので早起きして「模倣犯」。1000円。得した。
賛否両論の「模倣犯」である。中には「ビデオで充分」なんてことを
言う輩もいたりして。阿呆か。
そもそも森田監督はあの「家族ゲーム」からして、どんなに話題の
原作であろうが、その原作に対する姿勢がカッチョ良いんである。
あんな長編の大ベストセラー小説が2時間ナンボの映像の世界に
収まりきるわけがないことを、いやそれさえも考えずに、いかに
「映画」として完成させるか、しかないんだ。
今日はチト酔っぱらっているので文章がおかしいんで、
ここからは面倒くさいんでミスタッチもそのまmんまで行き舞う。
テT祈祷に解釈してください。
俺は面白かったけどね。廻りの仲居くんファンとおぼしき女性たちは
終わったあと、ぶつぶつ言ってたけど。
ありゃ理解できんだろうなあ。いやでもあの化け物みたいな原作を
また奇怪な映画にしたもんだよ、流石の森田監督。
「黒い家」ン時も賛否両論だったけど、ハナから原作の魅力なんか
無視してんじゃねえのかなあ。あれ、これさっき書いた?
ああ、寿司屋でお土産でもらたtイカゲソが美味い。
そういえば山崎努は「天国と地獄」から40年以上経って
犯人役と息子(娘)を連れ去られた父親を逆さにして演じてるわけだ。
すっげえなあ。
そういう意味では犯人に対して最後まで救いがなkった「天国と地獄」
に対して「模倣犯」は最後の最後で「救い」と残ったものへの「課題」
を与えているんだよなあ。
どっちも正しくてどっちも間違ってるんだと。
ああ、でもこれ、TVドラマで連続で観たかったなあ。
「ツインピークス」みたいに、森田監督メインで。

俺は面白かったぞ。「模倣犯」。
「そろばんずく」であの、とんねるずにアドリブを禁じたという
森田監督、おそらくキャストの全ての芝居が森田演出だったのであろう。
誰もかれもが名演技。
中居くん、ミスキャストなんて言ってんの誰だ!?
やっぱスマップんなかで一番上手いんじゃねえかなあ?

2002/07/03(Wed)


[ おお・・・ ]
この間、フジロックFESに行ったと思ったら
もう今月フジロックだ。
古都氏は、って違う。「今年」だ。俺のパソコン、なんでいつも
「ことし」って入力すると「古都氏」って出てくるの?
つーか誰だよ!?「古都氏」って??

今年は時間経つの早い。正月にフミヤのライヴビデオ仕上げて
「室温」やって仕上げて「黒いハンカチーフ」やって仕上げて
3回ハワイ行って嵐のイベントやって
「THE CUP」立ち上げて「買い物ブギ」リニューアルして
「錦鯉」やって仕上げてW杯観てたらもう7月。

今日も打ち合わせて打ち合わせて打ち合わせて
次回「演技者。」作品の脚本直しをしていたら3時。
誰もいない事務所。冷蔵庫のビールを失敬してふと放心。

朝方ビデオで「濱マイク」。

「虹」吉本ばなな 読了。
タヒチが舞台のお話。
ちょうど10年前の今頃仕事でタヒチに行った。
嫌なことがひとつも無かったなあ。
あ、ホタテにあたって熱出したっけ。
2002/07/02(Tue)


[ シナジカ ]
午後から活動。打ち合わせ。
夕方からみっちりと「錦鯉」MA。
朝まで。

今夜第2話放送。よろしくお願いします。
面白くなってきました。
2002/07/01(Mon)