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☆- 大根仁の脳天日記 -☆

(2002/12)


[ 年越しそばは海老天そば。 ]
朝、寒空の下、駒沢公園まで走った。
鼻から入ってくる空気がピリピリして心地よい。
秋〜冬にかけての駒沢公園の大好きな紅葉を見逃してしまい
木々はすっかり素っ裸。

昼前、フミヤ氏宅へ。
車に同乗して武道館への車中、お喋りをしながら収録。

武道館に到着して池田屋チームとライヴ収録の打ち合わせ。
今日は、池田屋のあるベテランカメラマンHさんの最後の仕事でもある。
このHさんには自分がADの頃からとてもお世話になった。
バラエティ、PV、ドラマ、旅モノ、CM、トーク番組・・・・
数限りない現場を共にし、色々なことを教えてもらい
辛い現場では助けてもらい、拙い演出力をそのすばらしいセンスと
アングルでフォローしていただき・・・・
そんなHさんのカメラマンとしての最後の現場。
が、お互いセンチメンタルになることもなく
Hさんはいつものように、最前線のポジションでフミヤ氏のアップを
ひたすらに撮りつづける。
最後まで素晴らしい仕事ぶりでございました。
長い間、ありがとうございました。
そして、おつかれさまでした。

元旦朝3時、すべての仕事を終え、打ち上げ会場へ。

雪は降らなかった。
撤収が大変になるから降らなくてよかった。
2002/12/31(Tue)


[ 皇居と靖国神社に挟まれて。 ]
昼から武道館。
藤井フミヤ氏のライヴ収録。
30日、31日、そして年越しのカウントダウンライヴ。
堤カントクと一緒に始めさせていただき
受け継がせていただいた、もはやライフワークにもなりつつある
この仕事も、もう8年目。
フミヤ氏とも、このライヴビデオだけでなく
TV、PV、ビデオパンフ、ドラマなど
色々な仕事でご一緒させていただいている。
ありがたいことです。
来年もまた色々な企画で面白いことがたくさんできそうなので嬉しい。

明日は雪??


2002/12/30(Mon)


[ ↑にある広告主の批判とかしたらやっぱり怒られるの? ]
午後、下北沢。
年末の下北沢。ザワザワ下北沢。

「竹中直人の会・月光のつつしみ」観劇。
桃井かおりさんは凄いなあ。

終わって、一緒に観にいってた小林P(♀・情緒不安定)と
パスタ屋でシビアな打ち合わせ。
シビアな打ち合わせにも関わらず
出てきたパスタの麺がうどんのような太さで
まったく緊張感の無いものになってしまった。

夕方、正月の買い物を少しして
夜、有名放送作家氏と来年の、某大物ミュージシャンの番組の打ち合わせ。
打ち合わせは1時間ほどで終わったのでそのまま飲み。
この作家氏は知る人ぞ知る「Oiパンク」コレクターなのだが
最近ではもう集めるレコードがなく、「ネオナチOiパンク」という
未踏のジャンルに足を踏み入れてしまったらしい。
このネオナチOiパンクはドイツではほとんど発売禁止のため
かなり入手困難なモノが多く、その分プレミア度が高く
シングルレコード1枚三万円とかするらしい。
「それ、日本で集めてる人、どれくらいいるんですか?」
「少ないよお、大阪にひとり、京都にひとり、あとは俺」
「3人?日本で3人だけですか?」
「月に何枚かしか入ってこないレコードをその3人が
 血眼になって取りあってんねん、もう何百万つぎこんだかわからん」
「でもそれ、立派な遺産ですよねえ」
「うんにゃ、俺が死んだらあんなもん一枚20円でも買うヤツおらんよ」
恐るべしコレクター道。




2002/12/29(Sun)


[ 石原裕次郎と渡哲也 ]
が、生まれた日。で、高井麻巳子が生まれた日でもある。
で、ワタシが生まれた日でもある。
そんなことは何も関係なく年末仕事は進む。
打ち合わせして編集。
「演技者。」オープニングや全体のトーンを
インフェルノという魔法の機械を使ってお色直し。
それを、「寿司と祭壇」第1話と合体させて
新生「演技者。」の画は完成。
新年1月7日スタート、確か通常より20分遅れで放送です。
よろしくお願いします。

朝方、車の窓を開けてタバコを吸う。
空気が凍っている。
気持ち良い。

2002/12/28(Sat)


[ AX。 ]
昼、打ち合わせして
夕方、渋谷AXへ。
フミヤ氏のイベントライヴの収録。

夜、終ってタワレコへ。CD、DVDのバカ買い。
CD・・・ミッシェル、エレカシ、COBRA、ジェームス・ブラウン・トリビュート、スライ&ザ・ファミリーストーン・ベスト盤
オーティス・クレイ、DJ TASAKA、アナ−キー・・・etc
DVD・・・バーバー、ドッグ・タウン&Zボーイズ、RCサクセション「ロックンロールショー80&83」、宇川直宏作品集

RCのDVDはあの名ライヴ盤「RHAPSODY」(1980)の映像盤。
アルバムには入っていない「スローバラード」や清志郎やチャボのMC
も。名セリフ「愛しあってるかい?」にココロが痺れる。
一緒に収録されている1983年の武道館ライヴ。
は、2階席の端っこのほうに自分がいるライヴ。
チャボやゴンタ2号の衣裳や表情を憶えていることに自分でビックリ。

「バーバー」2枚組なのはいいが、それぞれモノクロバージョン、
カラーバージョンてのはどういうことだ?
どっちを先に観ればいいんだ?
たしか公開時はモノクロだったような気がしたが。

夜中、宿題。
さむいなあ、さむいなあ。
2002/12/27(Fri)


[ 71キロ。 ]
ダメだ。ダイエットは失敗?

薬が効いたのかあれだけひどかった咳が止まってきた。
さすがに医者の薬はすげえ。

昼、打ち合わせ。
夕方、ものすごい渋滞の中、フジTVへ。
「演技者。」岡本さんコメント収録。

この時期、当たり前のように交わす「良いお年を」。
しかしどうもこの一言がスッキリと出てこない。
恥ずかしい。

夜、フミヤ氏のインタビュー。
何回インタビューしても
毎回当たり前のように「!!!」な話が出てくる。

さらに夜、品川イマジカにて「寿司と祭壇」オフラインプレビュー。
なんとも形容しがたい感触のドラマ。
俺が観たいドラマ。

さらに夜、下北沢にて某劇作家氏と飲みがてらの打ち合わせ。
来年のお話。

「いよっ おみっちゃん」山田芳裕
「クール井上」いましろたかし
「ぼくトンちゃん」いましろたかし
「茄子B」黒田硫黄
購入。
「クール井上」「ぼくトンちゃん」の帯びコメント
「いましろたかしを、今までよまなかったなんて、人生、損した・・・
 高橋源一郎」
ケッ!何言ってんだ!!

2002/12/26(Thr)


[ メガネなくした。 ]
朝福岡から飛行機。ビュ−ン。
二日酔いで気持ち悪い。
午後、病院へ。咳の薬をもらって編集スタジオへ。
代々木、レスパスビジョンスタジオ。

編集の合間に「水曜スペシャル・復活した探検隊!
アマゾン奥地に謎の猿人ジェンマはいた!!」(うろ憶え)
隊長は藤岡弘で復活!大袈裟なナレーションも復活!
どこの誰かもわからない情けない隊員達も復活!
しっかりカット割りしてあるハプニングも復活!
嘘もやらせも仕込みも復活!
視聴率とってシリーズ化も復活してくれ!

夜中事務所に戻って長坂代表とダラダラした打ち合わせとも
いえないような打ち合わせ。
その後、コメント書き。
気付いたら朝。

夜明け前の山手通りで血まみれの人が倒れていた。

年が暮れてゆく。

2002/12/25(Wed)


[ イヴたい。 ]
博多弁は楽しい。
聞いていると嬉しくなる。
特に女のコが話すベタベタな博多弁はかわいい。

朝、スタジオを終えて家に帰ってちょっと書きモノをして羽田空港。
フミヤライヴ収録の為、博多へ。
ホテルにてフミヤ氏、スタッフと合流。
ホールに向かう車内で撮り。が、まったくもって使えない話ばかり。

ホール。チーフマネージャー・住田さんとジョー・ストラマーの話。
住田さんは2ヶ月前にジョー・ストラマーに会ったばっかり
だったらしい。

夜ライヴ。もの凄い盛りあがり。

夜打ち上げ。日本一美味いと言われる居酒屋でバカ食い。
今や、とんでもない値段(高い)になってしまった焼酎「森伊蔵」が
この店ではとんでもない値段(安い)で飲める。
やっぱうめかった。
2002/12/24(Tue)


[ まとめて日記 ]
20日。
「演技者。」リハーサル3日目。
岡田君、セリフ覚えが異常に早い。
初日からほとんど台本を持たず。
ともすればニュアンス芝居になりそうな脚本なのだが
それを上手くかわしている。
これで本番でセットに入るとまた変わるんだろうな。
楽しみ。
夜、デジカメ担いで名古屋へ。レインボーホールでフミヤライヴのオフショット撮り。
打ち上げにも同行。中華料理。をむさぼるフミヤ氏、メンバーらを
デジカメ収録。
20倍ラーメン(辛さが20倍)を食べて全身から汗が噴き出す。
もう「辛い」を超えてなぜか「苦い」。
毛穴という毛穴から汗。円形脱毛症部分から毛がはえてゆくような
気がしたが夜中、ホテルでチェックしたらなにも変わってなかった。

21日。
朝6時の新幹線で帰京。
そのまま新宿シアターアプルへ。
ナイロン100℃「東京のSF」収録。
マチネ、ソワレをそれぞれアングルを変えて収録。
通常の劇場中継ではちょっとありえない撮り方をしたのだが
今回初めてお付き合いさせていただいた
シアターテレビジョンの制作・技術スタッフは
とても気持ちの良い方々ばかりで、定石を無視した
撮り方にも楽しんで取り込んでくれた。嬉しかった。
終演後、ケラさんのインタビュー収録。
今年、ケラさんには本当にお世話になった。
夜中、某TV局の某ディレクターと飲み。来年の話なんぞをしながら。

22日。
朝、砧スタジオへ。
「演技者。〜寿司と祭壇〜」収録初日。
今回は演出はカジワラノリコさん。
昨年クリスマスに放送したショートドラマ「祭典の日」
を観て、是非一緒に仕事をしたいと思っていた人。
今回、僕は現場で対してやることもないので
せめて役者の皆さんが長い待ち時間の間にテンションが下がったり
しないよう(皆さんプロなのでそんな必要もないのだが)
スタジオ前室に入り浸って、まあ、なんだ、色々。
夜中、咳がひどくなる。

23日。
「寿司と祭壇」2日目。
が、朝起きると喉の痛みがひどく病院へ。
が、近所の病院がどこも休み。全然知らなかった祭日。
ようやく3軒目で診察してもらう。
それにしても最近病院に行くとお医者さんが自分より年下。
午後砧スタジオへ。
朝までかかって撮了。
1回目は1月7日。よろしくお願いします。
なんともいえぬ不思議な感触のウェルメイドなドラマになるはずです。

24日。
早朝帰宅。
そしてTVから流れてきたニュース。
「ジョー・ストラマー死去」。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・涙・・・・・。
2002/12/23(Mon)


[ 年末の世田谷通りはいつも渋滞。 ]
昼に打ち合わせして夕方から「演技者。」リハーサルで砧へ。
夜、ちょっとなつかしい人にあって仕事の話、がてら飲み。

夜中ビデオで「その時、歴史が動いた」
忠臣蔵の大石親子の話。
それほど忠臣蔵には詳しくない自分でも知っている話ではあったが
松平さんの廻しが面白く見入る。

朝方、あさって収録の「東京のSF」の勉強。
脚本を読みながら改めてKERAさんの才能に圧倒される。

2002/12/19(Thr)


[ バッジが! ]
夕方まで書きモノ、というか打ちモノ。
夕方打ち合わせで恵比寿。
夜、新宿へ。21日収録に向けてナイロン100℃「東京のSF」
2回目の観劇。

終って技術スタッフと打ち合わせ。
して、ナイロン女優陣と飲み。

夜中、打ちモノの続き。
終って朝方。「ブラックジャックによろしく」@〜B読了。
連載スタート時からオモシロそうだったのだが
これは単行本でまとめて読みたいと思ってたので
満を持しての一気読み。
なるほど、本年度漫画界一の収穫との噂にたがわず大傑作。
特にベビーER編は漫画ならではの表現。素直に感動。
「何もできないのは、お前に覚悟がないからだ」
うんうん。

2002/12/18(Wed)


[ 首肩痛。 ]
朝、シャワーを浴びようと服を脱いだ瞬間、肩から首にかけての
筋(すじ)に激痛が走る。大声を出し、うずくまる。
そのあとはもうまるで苦行のような1日。
咳をするたびに首の筋に痛みが走る。
車を運転していてもサイドミラーを見るたびに激痛。
打ち合わせをしていてもちょっとした首の動きだけで激痛。
もうやだ。

今夜、「演技者。スペシャル」
「少年タイヤ」からのほぼ全作品の原作の方々が登場します。
横内謙介氏、ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏、長塚圭史氏
赤堀雅秋氏、土田英生氏、マキノノゾミ氏・・・・・etc
よろしくお願いいたします。

2002/12/17(Tue)


[ お台場強風。 ]
「演技者。」リハーサルに向かおうと家を出て、ガソリンスタンド
で給油してお金を払おうとしたら財布が無い。
慌てて家に取りに戻って、案の定遅刻。

V6・岡田君と久々。
最初に仕事をした時は17歳くらいだった。
会う度に大人。

夜、古舘プロジェクト(古舘伊知郎さんの所属事務所)の大忘年会。
フレンチのコースを食べながらクイズ大会。という不思議な宴。
が、多いに盛りあがる。

咳が止まらず。
苦しい。

2002/12/16(Mon)


[ 70.4キロ ]
「演技者。」スペシャルのMA。
今回は「少年タイヤ」から始まったこの「舞台とTVのコラボレーション
企画」の総集編です。
過去の作品を振り返りつつ、劇作家の方々のインタビューなど。

今回、インタビューはワタシがしていますが、基本的には
クレッシェンド期待のタカハシがディレクションしています。
過去作品を死ぬ程観て、魂こがして編集しています。

過去10作品を並べて観ると、我ながらなかなかなもんです。

どうかよろしくお願いいたします。

新作「寿司と祭壇」の情報はまた明日。


2002/12/15(Sun)


[ 70.6キロ ]
午後、大阪から戻ってきて事務所で少し仕事。
夜、新宿歌舞伎町シアターアプルへ。
ナイロン100℃「東京のSF」観劇。
というか下見を兼ねて。今回はVTR収録のお手伝いをさせて頂くので
素直な観劇にならず、カメラアングルなどをを考えながらに
なってしまう。それでも、というか当然のように
舞台は素晴らしく、あっという間に仕事を忘れて見入ってしまう。
収録含め、あと4回も観られるなんて・・・嬉しいや。

終演後、堤カントクと共に楽屋に挨拶。
KERAさん、犬山さん、峯村さん、三宅さん、みのすけさん、大倉さん
村岡さん、新谷さん・・・今年は本当にお世話になった。
せめて収録で良い仕事をして、その恩返しをしたいものです。


2002/12/14(Sat)


[ 大阪も寒い。 ]
引き続き大阪。
昼、伊丹で劇団MONOの土田英生氏のインタビュー撮り。
相変わらずパワフルで頭の回転が素晴らしく
それでいて気取らない語り口と風貌。
チーフ脚本をなさった「天才柳沢教授〜」の話などオモロ話。

大阪城ホールにてフミヤ氏のライヴ。
今日は東京から年末収録のチーフカメラマンが来ていたので
終ったあと一緒に焼き肉「朋苑」。
相変わらずの美味美味美味!!

なんやかんやと10日ほど自宅に帰っていない。
明日は帰れるかな?
2002/12/13(Fri)


[ 大阪ストラッド ]
タイから帰ってきてそのまま大坂へ。
風呂にも入らず事務所で着替えてデジカメ担いで新幹線。
マキノノゾミさんのインタビューを撮って、大阪城ホール。
藤井フミヤ氏のアリーナツアー初日。
風邪と疲労でフラフラしながら撮影。
初日打ち上げに参加して今、朝4時。クラクラ
もう風邪なんだか疲労なんだか酒なんだかわからん。

あ、泰輝、ホテル替えちゃったから。
2002/12/12(Thr)


[ atsui...... ]
tokyo wa yuki rashiijanaika!?
kocchi wa atsukute atsukute shinisouda!!
nakao akira san no nejineji mo ase de gushogusho dayo.
K1 wa dounatta?
sorenishitemo atsui......
2002/12/11(Wed)


[ 70.4? ]
風邪っぴき、お腹痛いのまま灼熱の国へ。

日記はしばらく休みます。

の、替わりに「30代が聴くロック〜やっぱ自分の踊り方で踊りゃいいんだよ」
をアップします。
第一回目はアナ−キー。

まっちゃん、よろしく。

2002/12/06(Fri)


[ ?? ]
朝方「突入せよ!あさま山荘」をDVDで。
原作が原作なので、あまり深く考えずに演出面のみを勉強するつもりで
観始めたが、あまりにもあまりな・・・・・
まあいいや・・・・・・・・・やめた・・・・・・・・。


午後から某就職系情報誌の取材。
就職活動も転職の経験も無いのでどうしようかと
思っていたが、今の仕事に関する質問ばかりだったのでよかった。
それでもやはり伝えたいことの1/100も言えず。

その後、クレッシェンドに転職したいという
ディレクターの方々の面接。

ちょこっと来年の番組の打ち合わせをして
夜、新宿で芝居鑑賞。

一緒に行った旧知の某局ドラマプロデューサーと飲み。
がてらの色んな話。
早く仕事くれよ。
2002/12/05(Thr)


[ 70.8キロ ]
3〜4時間寝て、起きたら喉激痛。
おまけに最近また少し怪しいカンジがしてた十二指腸も激痛。
病院へ。胃カメラ!と言われるが痛いし怖いしウエッとなるから
薬だけもらって帰る。
知っている先生だったので円形脱毛症のことを尋ねたら
「皮膚科に行きなさい」と言われた。
でもチョロチョロ生えてきたからいいや。

やだなあ十二指腸、やだなあ胃カメラ。
2002/12/04(Wed)


[ 70.6キロ ]
打ち合わせばかりの日。
喉が痛い。風邪の予感。つーかもうひいてる。
夜、某スタッフルームにて来週の海外ロケの構成作り。
もう一人のディレクターオカムネくん(こう書くとエミネムみたい)
と。二人が手書きで直した原稿をADがチャカチャカと
打ちなおす作業が朝まで。
朝方事務所に戻って「演技者。」コバヤシP(情緒不安定)と
ちとナーバスな話。
帰りの車中、Theピーズ「サイナラ」を聴いて気を取りなおし。
〜サイナラも答えもいらない ボクらは未来にズれてゆく
 帰れない方へ 帰れない方へ
 ギリギリまで生きていけ そのまま
 夢を飼っていけ 飽きるまで〜

家に戻ってオカムネくんから借りたビデオ。
昨年9月11日のテロ第一報直後から全TV局の
臨時ニュースをザッピングしながら6時間録り続けたモノ。
ある意味、まあ違った意味でのドキュメンタリーになっている。
各局のアナウンサーのテンパリっぷり、
真夜中、急に呼ばれてややズレ気味の発言をする評論家
情報の錯綜、誤報、噂話レベルのとんでもない情報・・・
などなど今観るとある意味、まあ違った意味で見所多し。
最高だったのは
「ブッシュ大統領、副大統領などが消息不明、米政府全体がマヒ」
との情報が流れたときのどこかの軍事評論家のコメント。
「そんなわけありません!明らかな誤報です。
 米政府は全ての的確な情報を集めて素早く対応しています。
 いいですか?米政府は、メ○ラでもツ○ボでもオ○でもないんです!!」
と、超A級の放送禁止用語3連発。
アナウンサーが慌てて「それは不適切な・・・」って言ったら
「はあっ!?」とか言ってんの。

2002/12/03(Tue)


[ 70.4キロ ]
やはり食う量だけではなかなか体重は減らない。
膝の痛みもひいてきたのでそろそろ運動もしよう。

昼からMAやら打ちあわせやら下見やら。

明日(火曜日)、「ミツオ」最終回。よろしくお願いします。

しかしまあ、今年は「演技者。」な1年であった。


2002/12/02(Mon)


[ 70.0キロ ]
昼から簡単な編集。
の、つもりで編集スタジオに行くと、誰もいない。
ADもいない。プロデューサーもいない。
時間を間違えたのかと思ってプロデューサーに電話するが出ない・・・。
うーん・・・・・。

編集を終えて下北沢スズナリ。THEガジラ「ルート64」観劇。
オウムの一連の事件の暴走のキッカケとなった
坂本弁護士一家殺害事件がモチーフ。
少し前に佐木隆三の、同じくこの事件を検証した「三つの墓標」を
読んでいたいたので、あのいきあたりばったりで杜撰な犯罪を
演劇としてどう見せるのか興味深く観る。

観終えて新宿へ。
ハイレグジーザス。
歌舞伎町クラブハイツ。
昭和の匂いが残るデカ箱のキャバレー。
下ネタ、ナンセンス、差別ギャグ、○○○丸出し、×××モロ出し
などのオンパレード。
客のリアクションも様々。が、うけようがひこうが関係無く
ハイレグメンバーは突っ走る。

終演後、河原さんにご挨拶。
その爽やかで影のある笑顔に「確信犯」の強さを感じる。

夜中、某劇作家氏と打ちあわせ。

真夜中、30分ほど歩く。
鼻から思いっきり吸う空気が気持ち良い。
冬だ冬だ!大好きな冬が来た!!
2002/12/01(Sun)