他の月を見る


☆- 大根仁の脳天日記 -☆

(2003/03)


[ 飛行機が好き。 ]
自動車も好き。電車も好き。乗り物大好き。

午前中、区役所へ。
よくない、よくないぞ。新目黒区役所。
あんなところに作るから駒沢通りも渋滞しがちだし。
保険証の更新をすると、すっげえちっちぇえカードに。
今全国的にあれなの?ありがたみないなあ。
別にありがたがる必要もないんだが。

昼、恵比寿にて打ち合わせ。
成立するかどうかは微妙だが、楽しい打ち合わせ。

その後、渋谷に移動して資料探し。
これも成立するかわからん仕事。

家に戻って勉強。

夕方、駒沢公園まで走る。
桜はキレイだったが、花見をして騒ぐ近所の大学の学生たちが
キレイじゃない。ゴミ捨てるな。

夜、友人のDオカムネくんとスチャダラ・シンコくんと
劇団ひとりライブ@銀座小劇場。
向かう途中、首都高から汐留の超高層ビル郡をみながら
オカムネくんが「こんなビルで働いてみたいなあ」とつぶやく。
「ええ?なんで?」と俺。
「だって憧れるじゃないすか?マイケル・J・フォックスの映画みたい
に出世してだんだんフロアが上がっていくカンジですよお。
1階にごっつい広いスターバックスがあって、朝はカップ片手に
出勤ですよ。」
「ああ、ゆるーい合コンとかしちゃうんだ?」
「いやいや、ランチコンですよ。お互いIDカードぶらぶらさせて」
「そんなの憧れるかなあ?」
「憧れますよお、・・・だって今の生活やったら高校生んときと
同じじゃないすか?ずるっとした服きてこうやって友達と
だらだら遊んで。」
「まあねえ・・でもネクタイとかすんだよ」
「だから2ヶ月くらいでいいですよ、そんなん長続きしませんわ、(ブッ!)あ、おならしちゃいました、窓開けてください」
「・・・・汐留にはオカムネくんを欲しがる会社はないよ」

劇団ひとり。
凄い。凄いぞ。

夜中、踊る。っつーか揺れる。


2003/03/31(Mon)


[ 新いいとも青年隊は外人。 ]
昨夜早めに寝たものの、明け方目が覚めてしまい
なぜだか「マルホランド・ドライブ」の後半のみをDVDで観て
(この映画の後半大好き)朝、二度寝。
午後、「スラップスティックス」MA。
三時間半の長丁場ゆえ作業も長くかかる。
夕方、ある程度の作業をおまかせして
新宿にペンギンプルパイルペイルズ観劇。
このペンギン〜、こんなに長くて憶えにくそうな名前なのに
ほとんどの人がいっぺんで憶えてしまうのはなんでだろう?
終演後、某劇作家氏と未来の打ち合わせ。
あまりはずまず。
夜、MAに戻ってプレビュー。
プレビューといっても三時間半。

夜中家に戻って「マルホランド・ドライブ」の前半を観る。
気持ちをどっか変なところに連れていってもらったあたりで寝る。

今日(31日)23:15〜テレ朝系
「石橋を叩いて笑う〜ゴッホの耳2」です。
80分ぶっ通しのコント番組って今のTVではありえんなあ、そういえば。
是非ご覧ください。

中学生ん時、土曜日の朝の日テレで「モーニングサラダ」っていう
番組があって、その中でとんねるずが「お目覚めコント」っていう
2分くらいのコントのコーナーを持っていて、それが凄く面白くて
クラスのお笑い好きのヤツと「次はとんねるずだ」なんて話していた。
(当時はひょうきん族全盛)
その「モーニングサラダ」、堤さんがディレクターだったんだよ。
20年前の話。

2003/03/30(Sun)


[ ストーンズは好き。でもストーンズの動向に過剰に反応するヤツは気持ち悪い。ドームのどの席で観たかを恥ずかしげもなく自慢する ]
ことがストーンズの音楽性の真逆に位置することが
なぜわからんのか?バカ。

金曜日。
打ち合わせ2本の比較的ユルい日。
というか、夜の「池袋〜」の為にユルめに設定しておいたのだ。
というわけで、夜は知り合いの家でリアルタイムで「池袋〜」。
笑いながらツッコミながら見入りながら
1ミリのブレも感じないままの2時間。
「マコト」と「マイク」。同じ「ナガセ」でもこの男子中学生ノリの
ポコチン感の素晴らしさは圧倒的に「マコト」のぶっちぎり。
堤カントクはここでもモテようとする意識ゼロ!
細部に至るまでのサービス精神。サブキャラへの愛情の度合い。
特に劇団系役者への愛情は、他の「ほら、いいとこに目ぇつけたでしょ」ってな凡百のキャスティングのドラマを寄せつけぬほどの深さ。
きたろうさんの芝居はすべてツボ。
峯村さんの肉付きもスバラシ。
個人的には編集を担当した雷図ライヴシーンの
使われどころの予想の甘さに反省。

土曜日。
午後、先日急にお手伝いさせていただくこになった板尾創路さんの
一人ライヴのリハーサルに。
倉本美津留さん、宮藤官九郎さん両名の作・演出によるこの舞台。
宮藤さんはいわずもがなとして、倉本さんはあの「一人ごッつ」の
天の声をやっていた、文字通りダウンタウン松ちゃんのブレーン。
今までまったくなかったラインの仕事だけにものすごく楽しみ。
そして今日のリハーサルも今までまったく体験したことのない
現場の雰囲気で、オモロ。

夜、走る。さっみい。

夜中「SIGHT」の手塚治虫特集を読む。
渋谷陽一渾身の特集ではあるが、僕らの世代との手塚感との
圧倒的なギャップを感じる。
「アトム」や「ジャングル大帝」ではなく「ブラックジャック」「陽だまりの樹」「アドルフに告ぐ」「やけっぱちのマリア」「火の鳥」
などがリアルタイムだった世代にとっては
手塚治虫は始めからヒューマニズムの人などではなく
人間の業の深さや、原罪、心の闇を描く「歪んだ天才」であった。
上記した作品から「どろろ」「奇子」「きりひと賛歌」「ジャングルブック」などに遡っていきますます手塚ファンになったものの
「ジャングル大帝」「鉄腕アトム」などの手塚治虫自ら言うところの
「商売用のヒューマニズム作品」はやはりピンとは来なかった。
始めのショックが強過ぎたのだ。
いしかわじゅんを始めとする漫画評論家の多くは
「手塚の線が一番イキイキとしていたのはアニメに手を出す前の
 昭和30年代」というが、僕ら世代にとっては
圧倒的に劇画ブームに押され、アニメでは虫プロを倒産させ
ズタボロになってもなお描き続けていた頃の
晩年の作品こそが手塚作品なのである。
それにしても読み応えのある特集。
特に江口寿史、押井守のインタビューはオモロ。
まあ一番オモロなのはロッキンオン社長でもある渋谷陽一の
およそ商売のことを考えているとは思えぬ暴走っぷりなのだが。
売れてんのか?この本。

2003/03/29(Sat)


[ 編集ジプシー。 ]
26日午後。
徹夜明けのまま、昼までかかって「石橋〜」編集終了。
15時からのCG編集までにいったん家に帰って風呂に入って
着替えようと思い、車に乗ると「!」マークが点滅。
たまたま知り合いがやっている自動車工場が編集スタジオのそばの
聖路加病院の近くにあったのでそのまま立ち寄る。
「ブレーキパットだねえ、1時間くらいでやるからそのへんウロウロ
 しててよ」とのこと。
ぽかぽか陽気の昼下がり。
そういえば腹が減ってきた。
久住昌之・谷口ジローの漫画のように
見知らぬ町を昼飯求めて歩き回る。
店に入ってすわると、注文がくる前に寝ちゃいそうだったので
弁当(焼き鳥、つくねミックス弁当1100円、D通H氏が
ランチデートでよく使う築地の老舗焼き鳥屋「ととや」)
を買って公園へ。
ベンチに座って陽射しを浴びながら弁当を食べる。
ロケ以外で外でメシを食うなんて何年ぶりだろう?
・・・・・・まったり・・・・・。
春休みのコドモ、サラリーマンやOL、じいさんやばあさんや浮浪者・・・・そのままベンチで昼寝。爆睡。

結局家には戻れず、タバコ臭い服のまま編集室に戻る。

そのままCG合成とMAがスタート。

27日。
MA終了。朝7時。
連絡をとると、堤カントクもまだMAをやっているとのこと。
ワーカホリッカー万歳。

3月31日(月)23:15〜
「石橋を叩いて笑う・ゴッホの耳2」
是非ご覧ください。
メニューは・・・・
「お受験」ゲスト:奥菜恵さん 監督:堤カントク
「テツ&トモ&・・・」ゲスト:テツ&トモ 監督:ワタシ
「402号室」ゲスト:ともさかりえちゃん 監督:ワタシ
「春よ、来い」ゲスト:西村雅彦さん 監督:堤カントク
「万引きGメン」ゲスト:小林稔待さん 監督:堤カントク
「AM3:30」ゲスト:天海祐希さん 監督:ワタシ
です。

家に帰ろうかと迷うが、MA近くのWOWOW編集室で
先日撮った舞台「スラップスティックス」が朝10時から
編集なのでMAスタジオで寝る。
9時、次にスタジオを使うどっかの制作会社の人に
起こされる。

近所のデニーズで朝食。
住宅街にあるデニーズは喫煙スペースが狭い。
新聞で戦争記事を読みながら
有機野菜スープとトーストと目玉焼き。

さっき2時間寝ただけで身体が元気になっている。便利な身体。

10時に編集始めて14時くらいに昼休み。
さっき朝飯食ったばっかりだったのでオペレーターさんたちに
食べてもらって自分は近所の辰巳公園へ散歩。

と、昨日の公園で見た浮浪者がここにも。
うんうん、お互い頑張っていきまっしょい!
2003/03/27(Thr)


[ 宇宙の法則 ]
この三日間かかりきりだった
「石橋を叩いて笑う・ゴッホの耳2」の編集の最終仕上げ。
日曜日から始まって朝なんだか昼なんだか夕方なんだか夜なんだか
わからないまま今は水曜日の朝9時。
編集しながらみんなで朝メシ中。
と、TVから古尾谷さんの訃報。
7年ほど前、長塚京三さんのドラマの自分の担当回の時の
ゲスト主役が古尾谷さんで、まだまだ未熟で拙い演出しか
できなかった自分に丁寧で的確なアドバイスをたくさんしていただき、とても優しくしてくれたことを思い出す。
甘っちょろいことは言いたくないし
おそらく本人にしか理解できない、いや、本人にも理解できない
ような深い・・・何かがあったのだろうが・・・
これもまた「宇宙の法則」なのか?
合掌。

「30代が聴くロック・やっぱ自分の踊り方で踊りゃいいんだよ」
KENZI〜ブラボージョニ―は今夜もハッピーエンド編、まもなくアップします。
ジャパニーズパンク史上の最高傑作ながらレコードはわずか2000枚
しかリリースされておらず、権利の問題で今だCD化されていない
幻の超名盤について、ヌルヌルで語るオッサン二人。
今回はこれまでに増して、だーれにもわかんねえだろうなあ。

オモシロそうな仕事を三本受注。
なんでもやるぞなんでもやるぞなんでもやるぜ。

あったかくなってきた。
ぬるくていやだ。


2003/03/26(Wed)


[ 手抜き。 ]
手抜き日記。
土曜日。撮影。夜中まで。
日曜日。編集。夜明けまで。
ダメ人間モードに突入。
仕事以外のすべてのことが面倒くさい。
こうやって日記をかいているのmどだんっだdん
こうやっててkじゅえよいえんskjsじゃs「

さんsんすぺえ@sks@

ああ、面倒くせえ。

2003/03/24(Mon)


[ トラブル中毒。 ]
明日撮影するコントの設定にトラブルが発生。
作家先生にお願いしている時間もなく、自分で書きなおす。
のを、始めたのが午後2時。タイムリミットは午後6時。
打って打って打ちまくってなんとかクリア。

グチってるヒマがあったら考える。考えるぞ、俺は。

言われたことしかやらないような仕事はしないぞ、俺は。

人の期待に応えられるようにやるぞ、俺は。

シニタイヤツハシネ。
2003/03/21(Fri)


[ 日曜日以降。 ]
16日。
堤カントクと御一緒させていただいている、とんねるず貴明さんの
コント番組収録。
もう書いてもよいらしいので、今回「石橋を叩いて笑う・ゴッホの耳2」
のゲスト陣は・・・・天海祐希さん、奥菜恵さん、小林稔待さん、
テツ&トモさん、ともさかりえさん、西村雅彦さん、です。
堤カントクと半分づつやります。
脚本は長年とんねるずとタッグを組んでいる諸先生方。
ですが、せっかくの機会なので、1本だけ我が侭を聞いていただき
THEシャンプーハット・赤堀雅秋(演技者。「アメリカ」)君に
書いてもらいました。
天海さんの出演する不思議なコントです。
3月31日、夜11:15〜テレビ朝日。今回は80分です。
是非ごらんください。

17日。
諸々準備の日。
及川奈央は偉いなあ。

18日。
諸々準備の日。

19日。
「ゴッホの耳2」収録。

20日。
THE SHAMPOO HAT「青空」の収録で下北沢スズナリ。
戦争が始まった。



2003/03/16(Sun)


[ ライター収集 ]
してるわけではないのだが、とにかく100円ライターが溜まる。
そしてよ失くす。ひょっとしたら100円ライターだから
軽く考えていてよく失くすのかなと思って、一度ジッポを
買ったことがあるんだけど、2日で失くした。

「ゆらゆら帝国のしびれ」を聴いてしびれる。
「ゆらゆら帝国のなやみ」を聴いてなやむ。
どうしたいんだ?ゆらゆら帝国は?

明日収録のコント番組の準備。
を、芝公園にある制作会社にて。
2003/03/15(Sat)


[ 朝から ]

ロケハン。30分の遅刻。自己嫌悪。
川崎、八王子、黒川、西荻窪、青山、木場・・・・と
ムサい男達を乗せたオンボロワゴン車が走る。

夜まで10時間乗りっぱなし。

夜、そのロケハンメンバーを中心に芝公園の制作会社で打ち合わせ。
さらに夜、にっかつの編集室に堤カントクを訪ねて打ち合わせ。
AVID編集中の「恋愛写真」の、ほんの一部分を観させていただく。
わずか数分の、ほんの数シーンではあったが
これはおそらく、今までの堤カントク作品とは
明らかに一線を画す【映画】になるのではないだろうか?
画面から発する「熱」の種類、というか「気候」が
全然違うような気がした。
まったく見当違いかもしれないけど【モテようとしていない】
建ち方の映画なんじゃないだろか?
カッコ良い。

掲示板に続々と寄せられる「14歳の国」の感想、ありがとうございます。
山羊座のO型は他人に誉められることで、どんどん力を発揮する
らしいので、もっともっと誉めてください。
いやいや、本当に嬉しいです。

次回作品は、ワタシはお休みですが
某【今、最も注目される演劇人】とされる劇作家さんと
とてもセンスの良い映像ディレクターさんによる
ファンキーでパンキーでぶっ飛んだ作品が作られつつあります。

2年目を迎える「演技者。」をよろしくお願いします。


2003/03/14(Fri)


[ バタバタ ]
してる。
今週の日曜日から飛び石で1週間ほど撮影するのだが
そのネタとゲストが決まらない。
諸事情が重なり合って、というか、この時期のTV業界は
本当にバタバタしている。

昨日、編集したVTRのチェック。
打ち合わせを兼ねた焼き肉で、あるタレントさんに相当飲まされた
あとの編集でもあったので、かなりへべれけで繋いだ箇所も
あったのだが、一夜明けてみると、意外にもそのへべれけ箇所が
普段の自分だったら出来ないようなカットラインだったりして
結構よかったりする。
わからないもんである。

午後からは諸準備。

真夜中、友人宅にて1年ぶりに「マッドマックス2」を観る。
いつ、どこで観てもビシビシ来る映画。
悪いヤツらが本当に悪いんだもん。
今、これ作ったらヒューマンガス率いる、悪の軍団とか
CGでメチャクチャに増やしたりするんだろうけど
あの少数加減が実に良いんだよなあ。
ブランキージェットシティ【PUNKY BAD HIP】の
「新しい国ができた 人口わずか15人」
「それも全員センスの悪い単車乗りばかりが揃ってる」
「俺達の国境は地平線さ」
「世界が終わるまで待っててベイベー」
とかあんな世界観。

このテの映画は絶対に女子ウケがよくない。
中学生男子魂映画。


2003/03/13(Thr)


[ 焼き肉2連チャン ]
後輩のDがやるはずだった編集仕事を午後から。
彼の身内に不幸があったのでピンチヒッター。
昨日、彼から「すいません」との電話があったが
困った時はお互い様。と、当たり前のことを言ってみる。
彼にとってはかなり魅力的な仕事であり
実際、今日編集してみたらかなり楽しかったので
悔やんでいるだろうが、しょうがないじゃないか。
彼が作るはずだったモノより良くできたかどうかはわからないが
とりあえず出来ることは精一杯やったので
安心して欲しい。
今は御家族の為にできることをしてください。
と、キレイごとを書いてみる。
大丈夫だよ。カッコ良くできたよ。
お前のカメラワークも良かったよ。いっぱい使ったよ。

夜、新たな打ち合わせの流れで焼き肉。
昨日に引き続き楽しい食事ではあったが
発生した問題多数。
困った、本当に困った。
円形脱毛部分が少し広がったような気がする。

昨日の「14歳の国」特別篇は平均的な視聴率。
宮沢さんにインタビューしてたのは自分であるが
やはり自分の声はいつ聞いても気持ち悪い。
というか、なんか俺、しゃべり方と声にメジャー感が無い。
作っているものにも無いんだが。

高校の時、古典の教師に
「お前みたいにちゃんと喋れないヤツは社会人になっても
 絶対ダメだ!人としっかりと話せないヤツは落ちこぼれるぞ!」
って言われたなあ。
ホントにクソみたいなヤツだったなあ。
宮沢章夫とちゃんと話せてんじゃねーかよ。
しっかりと話せてんじゃねーかよ。

掲示板に「14歳の国」の感想を寄せてくれたみなさん、
ありがとうございます。視聴率ごときでヘコんでいた自分を
恥ずかしく思います。
これからもあんないい加減なモンに惑わされることなどなく
カッチョ良い作品を作っていこうと思います。

2ちゃんねるのみなさまも、最終回後にドカーンと来ましたね。
あそこのスレッドは、いわゆる2ちゃんねるっぽいカンジではなく
キーボードを打つ指に「熱」を感じます。
今後もおてやわらかにお願いします。
 
2003/03/12(Wed)


[ 小西真奈美が ]
フランス語を歩きながらフランス語をぶつぶつ話すCMあるじゃん。
あれ観ると、なんかムズムズするんだけど
日本人の女子がフランス語話すのってなんでエロいんだろ?
って俺だけ?
だからカヒミ・カリィ大好き。
久しぶりの新譜はジャケットもエロくて良し。音も良し。
あれだけの美形なのに実は意外と幼児体型で足も太いってのが
またエロくて良し。
昔のタモリさんのネタで「シャブシャブ・デ・アザブ・ジュバン
(しゃぶしゃぶで麻布十番)」ってのがあったなあ。

夜、久々に焼き肉。
美味かったし、楽しかった。
2003/03/11(Tue)


[ 14歳の国 ]
夜中、「14歳の国」特別篇MA終了で、この作品に関しては一区切り。
「宮沢章夫」という怪物に対して、恥ずかしくない戦いができたことは
いつかまた別の形で証明すればよいこととして、
とりあえず、楽しく苦しく悦びに満ちた現場であり作品であった。
真夜中、MAの途中に何気に左手の人差し指を見ると
小さな傷が消えかけていた。
「14歳の国」本番の日、【家族の写真】に画鋲で穴を開けたり
カッター傷をつけたりしていた時に思いっきり切ってしまい血が出て
しばらくチクチクと痛んだ傷。
消えていけ、傷。

明日「14歳の国・特別篇〜分解〜」
よろしくお願いします。

2003/03/10(Mon)


[ ヘコんでばかりもいられない ]
ので、仕事である。
先週の「週間文春」の倉本聰・山田太一両先生のインタビュー記事にも
励まされたし。まあ勝手に都合のよい解釈をしただけだが。

徹夜で昼までオフライン編集をして家で少し寝て、本編集へ向かう。
最近我が愛車(中古140万の英国車)の調子がよくない。
ちっとも洗車しないし、小さな凹みや傷も直さずにいるので
拗ねているのだろう。
もう少し待ってくれ。

編集。「14歳の国」特別篇の編集。
ダイジェスト、メイキングシーン、宮沢章夫さんによる
「14歳の国」の分解、という構成。
毎回この特別篇は、「パンフレット」のようなモノだと思っているが
今回のパンフレットは、やや難解かもしれない。
でも「14歳の国」に何かを感じてくれた人にとっては
とても興味深いものだと思う。
是非、観てください。

そういえば演劇のパンフレットってけっこうヒドいの多いよな。
なんかチケット代と反比例しているような気がするんだけど。
この前買ったのもヒドかったなあ。舞台は良かったのに。

使わないなあ、と思っていたのに意外と使うもんである。
携帯電話のカメラ。あんまり人は撮らないけど。
なんかVOWネタみたいなのはよく撮るなあ。
あ、昨日、人撮った。
歌舞伎町の入り口の路上で哀川翔モドキと長淵剛モドキが
言い争いしててそれがもうすごく面白くて
またモドキ具合がちょうどよくて、なんつーの?
フジの物真似じゃなくて日テレの物真似ってカンジで。
「哀川VS長淵in歌舞伎町!」ってカンジで。
もう「とんぼ」のツネとエイジが決裂ってカンジで。
ちょっと怖かったけど、できるだけ近くにいって
「あれ?電波入んないなあ」なんてポーズとりながらパシャッ!
あの辺うるさいからシャッター音も気付かれずにゲット。

知らぬ間にミッシェルガンも、ゆらゆらも、スーパーカーも
ファンタスティックプラスチックマシーンも新譜が出てるじゃないか。

さらに知らぬ間に「週間アクション」で連載していた
江口寿史の「イレギュラー・平成大江戸巷談」が未完のまま
終わってるじゃないか。もういいよ、江口先生は書き下ろしでいいよ。
変に期待持たせんでくれ。でも「イレギュラー」、二回目までは
すっごい画だったなあ。

私信:鮫肌さん、「ラッキーストライク」は3〜4年前に
ヤングジャンプで二回だけ連載した幻の復帰作です。当然未完です。
それなりの鳴り物入りで始まったのにもかかわらず巻頭カラーでもなく
いしかわじゅん言うところの「熱の低い」カンジだったので
期待してなかったのですが案の定でした。
たしか「うなじ」に近いテイストでしたが、結構面白かったです。
単行本未収録作品はまだまだたくさんあるんですねえ。
「パパリンコ」は言うに及ばず「エイジ2」もあるし
どっかで1回だけやったプロ野球選手の追っかけ女子高生のヤツも
あるし。マフラーズ名義でも何本かあるし。
昨日は面白かったです。ありがとうございました。
サインもらいました?

2003/03/09(Sun)


[ 今週。 ]
水曜日。
徹夜明けで沖縄の西表島・宮古島・小浜島にロケハン。というかロケハン以前の下見。というかまだ成り立ってもいないので調査?
西表の悪天候の中、東京からの電話で昨夜の「14歳の国」最終話の
視聴率を聞いてヘコむ。正直、だいぶヘコむ。
1.8%・・・・ヘコむ。
さらに西表のジャングルを二時間トレッキングをして、さらにヘコむ。

木曜日、金曜日。
西表〜小浜〜宮古と悪天候の中。
夜、帰京。やるはずだったオフライン編集をバックレて、
泥眠するが、おかしな夢を見てヘコむ。

土曜日。
午前中から打ち合わせ。
午後、別の打ち合わせ。
夕方、さらに打ち合わせ。
夜、電車に乗ったらとなりで酔っ払った若い某宗教団体の信者たちが
「お前なんか脱会だっ!」とか言ってケンカしていた。ヘコむ。
電車降りてからやれよ。
夕飯で食べたカレー(800円)がどう考えても安いインスタント
カレー。猛烈な胸焼け。ヘコむ。
事務所で昨日バックレたオフライン編集を始める。



2003/03/08(Sat)


[ 眠。 ]
月曜日、徹夜のまま次の編集室へ。
朦朧とした意識のまま運転。
夜、泥眠。

火曜日
事務所で吉川晃司のビデオ資料を観る。
夜のヒットスタジオのほぼ全ての出演回を観る。
高校時代の同級生・関君はこの頃の吉川にカブれていて
学ランに肩パットを入れて通学していたっけ。

今夜、「14歳の国」最終回。
よろしくお願いします。
2003/03/04(Tue)


[ コーヒー20杯、タバコ60本・・・ ]
朝、家に戻って風呂だけ入って編集室へ。
今日はフミヤ氏PVの最終仕上げ。
で今、翌朝・月曜日の朝8時。
まだ終わらず・・・。


2003/03/02(Sun)


[ ひょうきん族DVD化。 ]
されるらしいんだが、スカパーフジでよく再放送をやっている。
「記憶」は「思い」のままに留めておいた方がが良いものもあるし
「ソフト」として保存されるべきものもある。
「タケちゃんマン」とか意外と当たり外れが激しいんだよ。
どうしても観たい一本があってそれが今回のDVDに入ればいいなあ。
「アメリカン・グラフティ」みたいな50’S青春ドラマのパロディ
なんだけど。

夜、昨年末にタイでロケをした旅番組のオフライン編集。
やらねばやらねばと思いつつ先延ばしにしていた物件。
やり始めれば、そんなに時間はかからないことはわかっていたのだが
なかなか手が伸びなかった。
その間に、特殊ADマツイが半口を開きながら
膨大な素材の「おそらく使うであろう」部分の抜き作業を
やっていてくれたので、今日オフラインしてみたら
予想より全然早く終わった。
マツイ、いいぞ!そのジャージは洒落にならんけど。

もうひとりのディレクター、D−BOYオカムネ君(DはデブのD)も
横でオフライン編集をしているのだが
こんなに姿勢の悪いヤツも珍しい。自分も相当姿勢は悪いほうだが
オカムネ君はちょっとアクロバット入ったくらいの凄い姿勢だ。
しかも年末からあのケビン山崎のスポーツジムに通い始めて
本格的なダイエットを始めたはずなのに
夜中三時にカップヌードル1・5倍と豚足を食べている。
「ねえ、オカムネ君、ダイエットしてるんじゃなかったっけ?」
「いや、してますよ。ジム通いまくりですわ」
「じゃあ、それ食ってちゃ意味ないんじゃないの?」
「いやいや、今は皮下脂肪の下に見えない筋肉が付いてきて
 その筋肉が脂肪を食いまくってる状態ですわ」
「ん?」
「だからその筋肉に負けないようにさらに脂肪をつけてバランス
 とってるんですわ」
「ん?」
「え?」
「それがケビン山崎の理論なの?」
「・・・いや、僕の理論です・・・」

明け方、睡魔がやってきて、1年ぶりくらいに事務所の椅子を並べて
寝る。AD時代は1年のうちの300日くらいこの形で寝ていたのだが
今はさすがにこの体勢は辛い。二時間ほどで体が痛くなり目が覚める。
朝、オフライン編集のつづき。
天気の気持ち良い日曜日の朝。
大嫌いな春が来た。
2003/03/01(Sat)